洗いのかかったワックスコットンのコートを購入しました。

初めからビンテージのような風合いで気兼ねなく着れそうです。

僕は古いものが好きで、デザインもそうですが、素材の不均一さに魅力を感じます。

ガラスや鉄、陶器や布など、不純物が混ざっているデコボコした風合いや人の手だからこその荒い部分が、人間味があってとても好きなのです。

以前、魅力的な生地(とても人の手がかかる)の開発をしている友人とそのお父さんとご飯を食べていた時、A.I(人の仕事がロボットに移行していく)の話になりました。

友人のお父さんはA.Iに変わるのは賛成だというので理由を聞いてみると、人の手で作るアナログなものは時間もかかるし大変だ、機械なら文句も言わずにやってくれる。もちろん機械には人の手(完璧ではない曖昧さ)を覚えさせて。

とのことでした。

物は使いよう。そんな未来なら悪くないと思います。

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