墨くろ

施工した壁面収納の背面を珪藻土で仕上げました。

炭クロのマットな質感がとても良い感じです。

最近は、以前にも増して取り付けた時の精度が上がってきました。

壁は大抵、直角ではないので、壁の角度に合わせて天板をミリ単位でカットしますし、他の逃げるところ、攻めるところの選択も明確になった気がします。

スタッフに仕上がりや調整を任せられるのも大きいです。

綺麗に設置できた時の帰りは、とても気持ちがいいものです。

20日から23日は遅めの夏休みをとり、浜松に帰省します。久しぶりの浜松です。

お問い合わせはコンタクトフォームよりお願いします。

壁面収納 川崎市T邸

川崎市T邸に壁面収納件、本棚を納品しました。

壁と壁に挟まれた家具は、壁のクロスを傷つけないようにぴったり設置するのは難易度が高いです。

クリアファイルを挟んだり、間口にテンションをかけて少し広げて家具を入れたり、本体の加工にもいくつか工夫を凝らしています。

設置されてぴったりと収まった様子を見ると、それを感じさせないスッキリさがあります。

今回もイメージ通りに収まりました。元からそこにあったかのような雰囲気もあります。

本体はチェリー。真鍮のつまみに本棚部分の背面には、ダークネイビーのアクセントクロスを貼りました。

壁面収納 川崎市 K邸

川崎市K邸に壁面収納を納品しました。

本体をウォールナット。天板と棚板をブラックの面材にて仕上げました。

ブラックとウォールナットは、間違いの無い組み合わせです。

本を載せることを考えると、以前だと棚板の厚みがもう少し必要でしたが、こちらの素材は密度が細かく強度があるので(その分だいぶ重いです)スッキリとした印象が可能になりました。

階段を上がった2階での設置でしたので、搬入経路も考慮し細かく分割で製作。

一体になった時でもそれが分からないように工夫しています。

搬入から、調整、掃除までおよそ4時間くらいの設置時間でした。

火山のふもとで

僕がまだ学生だった頃、家具やデザインと一緒に興味を持ったのが建築でした。

クラスメイトが持ってきたコルビュジェの雑誌がとにかく衝撃的で常に建築は憧れの存在でした。

数年後、1ヶ月半かけてヨーロッパの建築を見て回ったり、国内も様々な所に足を伸ばして建築を見に行きました。

   

こちらは、建築好きの方から教えていただいた一冊。

村井設計事務所が夏の間に利用する浅間山のふもとの山荘。

設計事務所が、図書館設計コンペのに取りかかる一夏の話です。

話の元になった建築家は、吉村順三。アントニン・レーモンドの元で働いた後独立されています。

軽井沢の山荘が有名ですが、個人的には内側の建築のイメージが強いです。

内の空間をどれだけ豊かにするか、それは吉村順三事務所で働いていた中村好文さんや手嶋保さんと言った建築家にも受け継がれていると思います。

話の中の建築に関わる内容はとても鮮明で、内なる情熱も感じますが、とても爽やかで一気に読んでしまいました。

家具に関する話も所々出てきて、建築と家具の関わりの近さも感じられます。

家具と建築は切っても切り離せません。

家具を設計するのは線の組み合わせですが、それが空間に置かれたことを想像できるか。しないか。ふたつには大きな違いがあると思います。

人がそこにいる事を想像するか、しないかも同様です。

内なる情熱を持って(家具にはそれを見せずに)家具作りをやって行けたらと思っています。

ラタンベンチ

デイベッドサイズのベンチを製作しました。

オークとラタンの組み合わせ。ボルスタークッションはハリのある生地で製作しました。

デイベッドとして利用する場合は、座一面のクッションを製作します。

ショールームに展示品がございます。

テレビボード、本棚 つくば市A邸

つくば市A邸にテレビボード、本棚、L型の書斎カウンター、玄関収納を納品しました。

テレビボードはウォルデンオリジナルのルーバータイプ。チェリー材で製作しました。

右側を壁付けし、マルチメディアコンセントはテレビボードの中に移設しています。

本棚は、リニューアルしたショールームに製作したスリット本棚を採用いただきました。

実際、お客様の為に製作をしたのは初めてです。

側板や天板、地板にはスリットのような形状を施し、ブラックの棚板にてメリハリをつけています。

本棚としてだけでなく飾棚としての役割も果たします。

依頼主のA様は、リピートでのご依頼です。

最初にご依頼いただいたのは5年前のこと、それからもずっと気にかけていただき新居に合わせてご依頼いただきました。

ウォルデンの家具を入れて、自分の家らしくなったと言っていただいた時は嬉しかったです。

他にも書斎にL型のカウンターデスク、シュークロークに合わせた玄関収納を納品させていただきました。

walden t

今年もTシャツを擦りました。

小豆色。お気に入りです。makitaタイプロゴ。

ステッカーもお酒の席で合う方に渡していますが、まだ在庫があります。(無くなったらまた作ります)

ステッカー欲しい方は、お会いした時にお気軽におっしゃってください。

キッチンと食器棚 八戸市S邸

八戸市 S邸にキッチンと食器棚を納品しました。

キッチン食器棚共にチェリーで製作。ソフトクローズや耐震ラッチは標準装備です。

水栓はグローエ、食洗機はボッシュ。コンロはリンナイのデリシアです。

天板はステンレスのバイブレーション仕上げです。

バイブレーション仕上げのステンレスのマットな質感がチェリーとも相性がいいです。

新居に合わせてご注文いただいたキッチンと食器棚。

工事中にも八戸に伺い設置工事を行いました。

僕自身が初八戸、初青森だったのですが、食事や土地がとても魅力的な街でした。

最後に食べた、みなと食堂の海鮮丼もとても美味しかったです。

遠方でも納品に行けることを確認できましたし、まだ行ったことがない街にも行ってみたいと思いました。

S様、遠方で不安もあったかと思いますが、ご依頼いただきありがとうございました。

本棚 港区I邸

港区E邸に本棚2台とカウンター天板を納品しました。

ご依頼主は外国人のお客様。

ブルーグレイの色味の希望がありましたので、サンプルを何色か作り、その中でご要望に近い物を指定いただきました。

塗装は特注色でのエナメルウレタン塗装。ウォルデンでは塗りつぶしの場合、強度のある車用の塗料で塗装しています。

色は深みのあるブルーグレー。

キッズ用本棚とL型の本棚。どちらも一体での搬入が可能だったので分割なしで製作しました。

色見本から全体のイメージを感じるのは難しいのですが、色のセンスはさすがだと思いました。

I様にも大変喜んでいただきました。

工房

作っている家具は大きかったりするのですが、ウォルデンは小さな会社です。

打ち合わせや見積もり、設計をしている僕自身も普段は製作をしています。

ここ四,五年は途切れることなくご依頼があったのですが、昨年末ご依頼の少ない時期があり、その時にショールームを全面的にリニューアルしました。

設計や製作に対する姿勢は変わりませんが、ご依頼があるのは当たり前ではないのだなと改めて気づきました。

ショールーム件工房も都心ではないですし、インターネットで見つけていただくか、ご紹介やリピートでのお客様がほとんどです。

最近はよく見つけてくれたなと思ったりしています。

これからも小さなチームで暮らしを豊かなにするような家具や空間を作っていきたいです。

デスク、本棚 練馬区M邸

練馬区M邸にデスクと本棚を納品しました。

デスクは奥様のこだわりが詰まった内容で、パソコンのモニターの収容や配線など使い勝手を重視した作りになっています。

チェリーとホワイトの本棚の一体型にて製作をしました。

ご主人の夢だった、壁いっぱいの本棚も本の高さなどご相談いただき、製作、設置をしました。

リフォームに合わせてのご依頼。

これからの生活の一部に携わらせていただき、嬉しく思います。

チェスト 世田谷区W邸

世田谷区W邸にカウンターの下に置く小ぶりな引き出し収納を納品しました。

メープルは経年変化によって、黄色味が出てきますので、より今の空間に合いそうです。

なるべく主張のないデザイン。周りの縁を細く見せる加工を施しています。

仕事柄、いろんなお家にお伺いさせていただくことが多いのですが

センスの良い人ってW様の事を言うんだなってくらい素敵な空間でした。

初めてお伺いした時から時間がゆっくり流れているような感覚でついつい長居してしまいます。

暮らしの一部にウォルデンの家具を迎え入れていただき、嬉しく思います。

ブックシェルフ

外国のお客様からのご依頼で、日本の家で使うブックシェルフを製作しました。

色はブルーグレーの特注色。何色かサンプルを持っていき、その中からお選びいただいた色です。

車の塗装にも使われるアクリルウレタン塗料の塗りつぶしで仕上げました。

色の感覚や選び方など、外国の方はさすがだなと思うことがよくあります。

突板や無垢材の家具は、ウォルデンではウレタンクリア塗装を施します。

家具は僕の中では暮らしの道具という位置付けです。

20年30年メンテナンスなんかしなくても当たり前に使えるものを作りたいと思っています。

一般の方には違いがわかりにくいかもしれないのですが、ウレタンとオイル仕上げは大きく異なります。

ウレタンは表面に塗装の膜を作り、水や汚れに強くなります。

塗装の技術も必要とされます。

オイルは木に浸透させるため、表面の保護にはなりません。

水や汚れた手で触ってしまうと、シミになりやすいです。

オイルの方が艶が出ないため、木の雰囲気をそのまま感じていただけます。

見た目はいいのですが、オイル仕上げでシミだらけになってしまった家具を見ると雰囲気という言葉だけでは、片付けられないと思っています。

何度かオイル塗装の家具をウレタン塗装に塗り直した経験からするとよっぽど丁寧に暮らさないと難しいと思います。

カウンターデスク

扉はウォールナットの無垢材。

タイルパターンになるように、あえて木目も色味も揃えずランダムに見えるように製作しました。

素材の力強さが感じられるように。

天板は硬質なカラーmdfを使用しています。

ショールームに展示がございます。

walden テレビボード

テレビボードはオーク。吊り戸棚と飾り棚は、特注色のホワイトグレー塗装。

ウォルデンが提案したいのは、おおらかさを感じられる空間づくりです。

その空間に家具を置いて人がいてどんな空気を感じるかを想像して設計、製作をします。

木はそれぞれ個性があります。それぞれの木目や色味を読むことも製作での大事なポイントで設計と同じくらい大切にしています。

ラタンサイドボード

オークとラタンを組み合わせたサイドボード。

ラタン部分は透けすぎないように裏にすりガラスを入れています。

この軽快感はラタンならではの魅力です。

ショールームに展示がございます。

テレビボード 杉並区O邸

杉並区O邸にwaldenオリジナルのルーバーテレビボードを納品しました。

壁と壁が仕上がっていて、挟まれた形状の場合、クロスを傷つけないように細心の注意をはらって設置します。

壁はだいたいまっすぐではないので、天板を(今回は台輪も)伸ばして作り、現地にて壁の角度に合わせてカットして設置しています。

手間はかかりますが、そうすることで隙間なく設置することができるのです。

今回は綺麗めな木目のウォールナットで製作しました。

また、アンプを収納されるということで、通常より奥行きを深くしています。

O様にも気に入っていただけて良かったです。

ショールーム

僕にとっての家具は、生活のために使われる道具です。

いくら美しい家具であっても、それは外せません。

何気ない毎日でも、椅子を引いたり座ったり、テーブルの端を触ったりもしているかもしれません。

理想は、ふとした時にいい家具だなあとか、リノベーションの場合は居心地が良いいなあとか感じていただける空間を作る事です。

きっとそういう物が長く愛されるものに繋がっていくのだと思います。

納品

4/27~5/2まで家具の納品のため、担当が不在となります。

お問い合わせ、ご連絡はメールフォームにてお願いします。

GW期間も事前にご相談いただければ、ショールーム営業します。

こちらもコンタクトフォームよりご連絡ください。

初めての青森に納品。美味しいものもしっかり食べてきたいと思います。

ステッカー

念願のステッカーを作りました。

愛用している工具メーカーのロゴがデザインソースです。

工具箱に貼るのが楽しいですね。

欲しい方いらっしゃったら差し上げます。直接会った時に言ってください。

(発送は行っておりません)

本棚と掲示板

葉山のギャラリーカスパールに本棚と掲示板を納品しました。

リニューアルなどで度々お世話になっているカスパール。

コーナーに設置した本棚は本だけではなく、アート作品も展示できるようになっています。

本棚は塗り潰しのウレタン塗装。普段の仕事とは少し違ったニュアンスの仕事でした。

リビングボード 日野市N邸

日野市N邸に壁いっぱいのテレビボードを兼ねたサイドボードを納品しました。

オークとブラックガラスの組み合わせ。取手はつけず、素材の魅力が伝わるようにすっきりとしたデザインに落とし込みました。

幅は4700ミリとかなり大きなサイズ。

背面の壁と左右の壁は直角ではないことが多いので、天板は伸ばして作り現地の壁に合わせてカットしています。

キッチンカウンター 杉並区I邸

リフォームのタイミングで、両面使いのカウンターを製作しました。

サイズはお客様お持ちのガラストップテーブルに合わせた奥行きと高さにしています。

両面使いの仕様で、引き出しの前板にはウォールナットの無垢材を使用しました。

天板は、天然水晶の入ったクォーツストーンを使用。とても硬く高級感を感じられる人工大理石です。

基本デザインはI様から頂いたもので、実寸に合わせ設計しました。

天板の高さを合わせるため、箱の中からアジャスターで高さが変えられるようになっています。

ダイニングテーブルの延長としても使用できます。

最近はリフォームのタイミングでご相談をいただくことが多くなりました。

I様にもとても喜んでいただき嬉しく思います。

本棚 八王子市N邸

八王子市N邸に両面使いの本棚を納品しました。

素材はMDFのウレタンクリア仕上げです。

図書館のように設置された本棚。3台を横に並べて設置し、5列計15台の製作です。

縦に伸びる溝は、背面側との仕切りに使用するアクリルが入ります。

これが個人邸というのも驚きです。

追加のご相談も頂いているので、また、本が入っところを撮影させていただきたいと思います。

折れ戸と本棚 渋谷区T邸

渋谷区T邸に折れ戸の交換と本棚を設置しました。

折れ戸は既存の物を外し、チェリーで製作した新しい物に交換しています。

下半分のネイビーの部分は、マグネット塗料を使用し、その上からfallow&ballのモダンエマルションにて塗装しました。

金具なども新しい物に交換しています。

本棚の部分は、棚柱と棚だけの本棚がありましたが、家具のように枠をつけた埋め込みの本棚に変更しています。

クロスに張り替えも同時に行い、全体を薄いグレー。本棚の背面を濃いグレーにしています。

T様には大きなテレビボードや丸いダイニングテーブル、カウンター収納など以前ご注文を頂いており、リピートでのご依頼でした。

以前に比べ落ち着いた空間になりました。

ワゴン収納

チェリーで製作したキャスター付きワゴン。

小ぶりな真鍮のつまみがアクセントに。

天板はブラックのリノリウム。四方の回し縁はRの形状にしています。

シャリンバイのリース

二名さんのシャリンバイのリース。

最初に比べて色が抜けて、セージのような綺麗なグリーンになりました。

黒い実とのコントラストも強くなっていい感じ。

黒い丸は大岡弘晃さんの作品です。

レクリント

オーダー家具をご依頼いただくお客様から、照明をどれにしたら良いか相談されることがあります。

2400までの天井高でしたらルイスポールセンのAJ ROYALをおすすめさせていただくことが多いです。

手に入るなら、以前お客様の家で見かけたphランプの琥珀ガラスの物もすごく良かったです。

今回、新しくショールームに採用したのはレクリントのラメラ。

天井の高いお家には、個人的に今、一番おすすめしたい照明です。

建築家の横内さんがよく使用されているflosのグローボールも天井の高いお家にはおすすめです。

サイドボード 港区C邸

チェリー材、框扉のサイドボードを納品しました。

本体は突板ですが、框と框の鏡板は無垢材で製作しています。

つまみは真鍮です。

幅1300ミリ高さ1300ミリ奥行き480ミリと写真では伝わりにくいのですが、ボリュームがあります。

一体では搬入ができないので、分割で製作し現地にて組み立てました。

一番左の扉は、掃除機がぴったり収納できるようになっています。

ゆくゆくの使い方も考え、棚板を置けるように棚ダボも埋め込んでいます。