お願いしていたデスクの脚が、完成しました。
綺麗に仕上がっています。
メラ焼き塗装で、マッドなブラックに塗られた脚は
程よい緊張感があって良いです。
ワイド1600が1台と、ワイド3000が2台。
なかなかの大きさで
工房のレイアウトを変えて、作業しています。
※見積もりは、無料です。
※ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ウォールナットデスクの天板。
材料は、必要なとき、必要な分だけ買うようにしています。
ただ、無垢材となると、少し勝手が違います。
同じ産地の材でも色味が違うので
余分に買って色味や木目の雰囲気を合わせ、加工します。
荒材の状態で少し削ってみて、色味をチェックして、製材。
接ぎ合わせの手前まで加工したのですが
どうしても一本、気になり
その一本を新しく取り直しました。
気にならない人には、気にならないのでしょうが、、
モヤモヤしながら作業を続けるよりは、良いかなと思いました。
正解は、自分の中にしかなくて。
1回で決めて、しまえば、もっと効率良く作業が進むのに。。
と思うこともあります。
回り道をしましたが、納得のいく仕上がりです。
品があって、良いです。
※見積もりは、無料です。
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素材。
注文をしていた素材が、いろいろと届いてます。
亜麻仁油やコルクなどが主材の素材。
何よりも良いなと思ったのは、手触りと質感。
ポリ合板などは、艶やテカリがありますが
マットな質感が特徴です。
今後、色んな場面で、提案させて頂きたいと思っています。
ウォールナットの厚突き。
通常の突板が、無垢材部分0.2ミリ程度に対して
厚突きは、無垢材部分0.5ミリの厚さがあります。
また、通常は、綺麗に同じ木目が並んでいますが
あえてランダムに貼ってもらいました。
綺麗に木目が並びすぎると既製品のように
見えるので、それを崩しています。
素材としても貼り方としても
割高ですが、力強い素材です。
今日は、八王子でも雪が降りました。
ふわふわっと降った感じで、すぐに溶けて積もりませんでした。
※見積もりは、無料です。
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ルーバー(格子)の加工。
ルーバーの加工をしています。
量が多いときは、機械から機械への移動距離を短くして
後は、ひたすらロボットのように同じ加工をするのが
早く綺麗に作るポイントです。
加工の度、手押し鉋を通せば
細くても、比較的、反りも抑えられます。
中には、割れてたり、木目の良くないのが
混じってたりするので2,3本余分に加工しています。
椅子なども、数を作るとき材料を余分に作ります。
材料を20本作るのも21本作るのも、そんなに時間は、変わりませんが
1本、不備が出たからと言って
その1本の為に初めから加工をすると
とても時間がかかってしまうからです。
※見積もりは、無料です。
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フラットバー。
天板の心材(内部)に仕込むフラットバーです。
なぜ、そんなことをするかというと、天板の強度を出すためです。
(他にも天板を2プライにしたり、ハニカムコアを入れたり、
可能な限り対策をとっています。)
waldenでは、何回か天板にフラットバーを組み込んだ加工をしています。
(中に仕込んでいる為、上からも下からも見えません。)
例えば、K邸のテレビボードの天板にも。
オープンスペースには、デッキを横に2台、並べる広さがあります。
通常の場合、天板がたわまないように、
中央に1本仕切りを入れるのですが、
見栄えが悪いし、ケーブルの取り回しにも邪魔だろうと思い
取り払いました。
その分、天板には、強度をだしました。
(製作の途中、試しに乗ってみても、ほぼ、たわみませんでした)
最近のテレビは、大型化に伴い、重量もかなりのものです。
他の家具やさんは、そのようなことをやっているのか分かりませんが
予測と対策は、必要です。
いくら、かっこいい家具だとしても
たわんでしまったら、台無しだと思います。
※見積もりは、無料です。
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あとりえ・う
昨日、畦地梅太郎さんのギャラリー、あとりえ・う に行ってきました。
5年ぶりくらい。久しぶりでしたが、相変わらず梅太郎さんの雰囲気が伝わる
素敵な空間でした。
畦地梅太郎さんは、山を題材に多くの版画作品を残しています。
ユーモアや暖かみがある、かわいらしい作品が多く、色使いも特徴的です。
作品集と一緒に、梅太郎さん自刷の原画を購入しました。
かっこいい!
小さな作品ですが、十分雰囲気が伝わるし。。すごく嬉しい。。
ちなみに、”山のABC”という串田孫一さんらも関わっていた
本の挿絵に使用されています。
その前のページも梅太郎さん。
こちらも素敵!(ジョアン・ミロとか好きな人は好きかも)
作品は、とてもお求め易く購入できました。
誰かに買われる前に、他の作品も購入しなければ。。
時間が空いたときに、作品を飾る額を
作ろうと思っています。
前回の額のようにする予定です。
山のABCも素晴らしい、デザイン書なので
見た事が無い人は、是非、手にとってもらいたいです。
オーダー本棚。吊り戸棚。
HP更新しました。Workからもご覧頂けます。
目黒区、M邸。チェリーの厚突きで製作した、
無垢材に近い特別な本棚です。
調布市、Y邸。珪藻土の壁に埋め込んだ本棚。
館林市、K邸。ベッドヘッドに取り付けたウォールナットの吊り戸棚。
※見積もりは、無料です。
※ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
工房(工場)探してます。
大きな家具を製作することも多く
工房が手狭に感じられるようになったので
新しい所を探しています。
□東京もしくは、神奈川(横浜、川崎、相模原あたり)
□今の工房は、100平米ですが、150平米くらい希望。。
□家賃は格安、坪3000円以下(13万円くらい)。。
□背の高い機械があるので、3.5m以上の高さが必要。。
と、厳しい条件ですが、気長に探したいと思います。
良い情報があれば、おしえてください!
また、その条件で貸してもいいよ。っていう親切な家主さん
いらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしております。
一分の一
オーディオ収納のルーバーの図面とサンプル。
ともに一分の一の大きさです。
(大きく見えますが、実際は小さく繊細です)
ウォールナットとブラックの組み合わせが
カッコいいです。
僕は、設計から製作まで行っていますが
改めて卓上でおこした図面の難しさを感じました。
PC上では、良いと思っても、実際の大きさになると
違って見えることがあります。
ルーバー部分を、CADの図面同様に一分の一で書きましたが
全体のバランスを考え、当初より4ミリ、ルーバーを細く、本数を多くしました。
幸運なことに、製作しながら検討や変更ができるのも
waldenの強みです。
PC図面やデザイン画を書いただけで
優れた家具を作れるのは、一部の人だけだと思っています。
柳宗理さんは、自ら発砲スチロールを削り出し
理想の試作品を作ったと言われているし、
イームズは、試作品を作るための機械までも開発したり。
プルーヴェもまた、職人でした。
僕の尊敬する人たちは、皆、自分の手を動かして
作品を作っているのです。
僕も、そうでありたいと思っています。
ダイニングテーブルと椅子のお直し。
八王子市のK邸に、修理で預かっていた
エクステンション・ダイニングテーブルと椅子を
お届けに行ってきました。
全ての椅子に、がたつきがみられたので
パーツをばらし、フルサンディング後、組み立て、
ウレタン塗装を施しました。
座面の生地と、座面の中身も交換しています。
※ちなみに修理前は、こんな感じでした。
ダイニングテーブルは、天板の突板のキズが深かった為
天板表面に本体と同じオークの突板(0.5ミリ)を貼りました。
本体はサンディング後、天板を含め
ウレタン塗装をしています。
前回、製作、納品したダイニングテーブルは、
今回お届けした、エクステンションテーブルと同じ大きさで作っています。
二つ並べると家族の集まりや、多数のご来客の時、
大きなテーブルとして、ご利用頂けます。
綺麗になり、K様にも喜んで頂けたので良かったです。
補強だったり、修理だったり
預かってみないと分からないこともあり、とても勉強になりました。
※見積もりは、無料です。
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ベンチベッドの納品。
八王子市のT邸に、ベンチベッドの納品に行ってきました。
一見するとベンチですが、
これが
こうなって
ベッドになります。
昼間は。ベンチの状態でも十分、横になれるゆとりです。
機能を満たすだけではなくて
どうしたら、ベンチの時に綺麗に見えるか。。
と言う事に重点をおいて、設計、製作をしました。
張地には、撥水加工のあるスウェード調生地を使用しています。
以前も使用した事がありますが、汚れが付きにくく
見た目も手触りも上品なので、お勧めです。
T様にも気に入って頂き
大変、嬉しく思います。