チェリーブーム


M邸の家具の製作が始まりました。
先日、打ち合せに行ったチェリーの厚突き。
かなりの量ですが、全てM邸の家具に使用します。
日頃、割と大きな家具も製作させて頂いていますが
一面の収納としては、最大の大きさになりそうです。
今回を含め現在、3件チェリーの家具のご相談頂いています。
数にすると6点程。
去年は、1点しか製作しなかったチェリーの家具ですが
waldenでは、今、チェリーブームがおこっているようです。

段取り

今日は、横浜に納品に行ってきました。
ボリュームが多いので、二回に分けての納品で
その一日目が完了しました。
事前準備が良かったせいか、大方の取り付けが完了。
今回の納品した家具の一部に
人工大理石を使用しています。
家具屋さんの中では、直接、現場に人工大理石を送って
加工する所が多くありますが
僕は、なるべく取り付けの時の仕事を増やしたくないので
工房に送ってもらって加工します。
運搬の手間こそかかるのですが
プレス機もあるし、いろんな工具も、作業するスペースもあるので
結局の所、早く綺麗な仕事ができると思います。
納品は段取りが、肝心なのです。

イームズ

先日打ち合わせのために、棚の奥から引っ張り出してきた資料。

ハーマン・ミラーは、イームズやジョージネルソンなどの
家具を扱っている家具メーカーです。

こちらもずいぶんと前に購入した1冊。
僕が家具作りをしたい、と思ったきっかけのひとつが
学生の頃、東京都美術館でやっていたイームズ・デザイン展でした。
いわゆるデザイナーのひとりだと思っていたイームズは
実際、成形合板の装置を作ったり、椅子の背面の形状を研究したりと
技術者であることにとても驚きました。
ジャン・プルーヴェや柳宗理さんなんかもそうですが
図面やデザインを書くだけでなく
自らの手を使って形を生み出した家具は、より説得力があるような気がします。
僕は作りながら、違うなって思った所は、図面どおりではなく
変更したりします。
必要な寸法や全体のイメージを変えることはありませんが、
細かい部分の寸法は、あえて図面には記入しないようにしています。
図面に縛られず作ることも大切だと思っています。

製作中

U邸の家具の製作が、いよいよ大詰め。
作業部分に入りきらず、事務所や塗装室にも
家具が並んでいます。

こちらとは別で、以前から打ち合わせをしていたお客様からメールを頂きました。
”袴田さんにお任せします!”と
すごく嬉しいです。
少しお待たせしてしまいますが、
お客様に喜んでいただける物を、日々、作っていきたいと思っています。

チェリーの厚突き


今日は、お客様と一緒に
今度、家具に使用する突き板の打ち合せに行ってきました。
チェリーの厚突き。
厚突きは、通常の突き板に比べ、より無垢材に雰囲気の近い突き板です。
貼り方ひとつで見え方が変わってくるので、
試行錯誤しながら貼り方を決めました。
去年は、そんなに多く、チェリーの家具を製作していませんが
こちらの家具を含め、何件かご相談頂いています。
同じ素材が続くときには、続くもので、なんだか不思議です。

ウェンジのテレビボード

U邸テレビボードが形になりました。

後は、引き出しを仕込んだり、スライド棚を仕込んだりします。

こちらは、以前N邸でも使用したオリジナルのガラス扉。
前回より数ミリ寸法を調整しました。
木部に合わせ薄墨色のガラスを使用しています。

ドライブ

今日は、昼からPCとにらめっこしながら図面を引いています。
お客様から頂いた要望は、なるべく叶えたいし
デザインも何年も愛されるよな家具にしたい。
いろんな攻防が、机の上と、頭の中で繰り広げられているのです。
目的の無いドライブは、好きではないけれど
納品や打ち合せなどの1,2時間の距離は、丁度良いですね。


こんな曲とか。

ウォールナットのワードロープ

品川区、T邸にワードロープの納品に行ってきました。

扉は、無垢のウォールナットの框組で、中に突き板をはめ込んでいます。
長めの黒皮鉄の取っ手は特注です。
僕の中でずっとあたためていた素材とサイズを
今回使用させていただきました。

ウォールナットの家具も、取っ手も落ち着いた表情で
ずっと前からそこに佇んでいたかのような雰囲気でした。

HP更新しました。

H邸オーダーソファ
O邸キッチン収納
W邸キッチン収納
現在、waldenでは、すこし先までの製作予定が決まっています。
1点1点製作していますので、お時間はかかってしまいますが
ご相談や打ち合せなど随時、お受けしています。
オーダー家具をご検討の方は、(少し早めに)お気軽にご相談ください。
メールフォーム
mail email hidden; JavaScript is required
tel /fax 042-621-4088
都合の良い方法で、ご連絡お待ちしております。

ズントー


大好きな建築家、ピーター・ズントーのエッセイ
日本語版が出版されたのでさっそく購入しました。
あいかわらずAmazonは、的確に興味のある本をオススメしてきます。
(関連書籍を購入しているからなのですが、、)
寝る前に少しずつ読もうと思います。
ちなみにズントー、家具職人の家の生まれで、
若い頃は、家具職人の修行をしていたそうです。
勝手に親近感が湧いてしまいました。

話は変わって、こちらは南米アメリカの建築を紹介した写真集。
日本、ヨーロッパをぐるっと回って
5年くらい前から南米の建築が気になっています。
日本やヨーロッパに比べて情報も少ないですね。
値段の割にボリュームたっぷりで、オススメです。

ダイニングセット



T邸ナラのダイニングセット。
お待たせしていた椅子とベンチの座面を、お届けに行ってきました。
特注の革が、完成まで時間がかかるため
仮の座面にて納品させていただいていましたが
ようやく本来の組み合わせになりました。
雰囲気のある特別な革です。
今日は、他にも2件の打ち合わせがありました。
最近の土日は打ち合わせに、納品に。精力的に動いています。
T邸リビングボード

ウォールナットのワードロープ


写真は塗装前ですが、すでにウレタン塗装も完了し
いつでも納品できる状態になりました。
鉄の取手は特注品です。
少し長めの取手は、程よい存在感が出ていると思います。
今日の午前は横浜のU邸で最終打ち合せがあり
さっっそく製作が始まりました。
リビング収納、キッチン収納、キッチンカウンター
洗面収納を製作します。

シャーデイ

今日は朝から図面を書いていました。
昨日、採寸に行った家具の図面や
先日、打ち合わせさせていただいた家具の図面です。
図面を引くときには、結構時間をかけます。
昼間は製作をしていることがほとんどですが、その時でも
頭のどこかでは、デザインや家具の納まりについて考えています。
図面を引く時間よりも、考えている時間の方がはるかに長いのです。

今日は、Sadeばかりを聞きながら。

ノックダウン金物


組み立てて、またばらせる金物。ドイツメーカーの物です。
あまり使っているのを見たことがないけれど
かなりしっかりしていて。
ちゃんと加工さえすれば綺麗に組み立てが可能です。
土日は、工房で打ち合わせがありました。
いつも、一人でもくもくと製作をしているので
打ち合わせは、楽しいですね。
イメージを共有できた瞬間は、とても嬉しいです。

テレビボード、キッチン収納、本棚




先日、撮影してもらった写真が出来上がりました。
部屋の形に合わせた、台形ベンチは
なかなか評判が良いみたいです。
本棚もwalden製作です。

doris


ワードロープ

GWは、割とのんびり仕事をしていましたが
明けてからは、張り切って製作しています。


T邸のワードロープが形になりました。
マンションに設置なので、家具が大きくて入り口に入らず
再度パーツをバラバラにして現地にて組み立てをします。
いつもと違った加工を、見えない所にしています。

特注でお願いしていた革が出来上がりました。

サドルレザーの多脂ヌメ、椅子の座面に張れるように薄くしてもらいました。
キズもシワもあるのですが、それすら魅力的に見える特別な革です。
実際は、もう少し白っぽいのですが、
手の油や焼けなどによって成長していく過程も
楽しみのひとつではないでしょうか。

ゴールデンウィークの営業について

ゴールデンウィークも営業しています。
普段、お時間の取れない方など
オーダー家具のご相談お待ちしております。
打ち合せ等で、外出していることもありますので
お越しの際は、事前にご連絡ください。
mailでも問い合わせが可能です。

撮影

以前納品した家具をフォトグラファーの谷本君
撮影してもらいました。


納品した後、製作した家具と対面することは、それほど多くないのですが
ちゃんと活躍している家具たちを見れて嬉しくなりました。
写真は改めて紹介させて頂きます。
H様、F様ご協力頂き、ありがとうございました。

扉の材料

土曜、日曜と打ち合せがありました。
お問い合わせ頂いている内容も含め、順番にご連絡させて頂いております。
図面や提案等、少々お待ちください。
工房では、ウォールナットのワードロープの製作が始まっています。
まずは、扉の材料から。

実際に仕上げる寸法より、少し大きめに木取りをして木を暴れさせます。
その間に本体を製作して、落ち着いた頃に扉を仕上げる予定です。

クローゼット収納の素材

品川区のT邸に採寸に行ってきました。
クローゼット収納なので、メインは扉ですね。
こんな素材を提案。

特注の鉄の取っ手
黒いコンセントカバー
ウォールナット無垢材
ウォールナット突き板
これから、製作に入ります。

ナラのキッチン収納

厚木市のO邸にキッチン収納の納品に行ってきました。



基本的な形は、O様から頂いたデザインをもとにしています。
打ち合わせを重ね、細かい所を決めていきました。
吊り戸棚の開き扉は、プッシュオープン式で、耐震ラッチも取り付けています。
プッシュオープン扉は、扉を押さない限り
通常でロックがかかっているので
耐震ラッチも含め2重の耐震対策になります。
キッチンパネルには、O様の希望でマグネットが付く
ホーロー製のキッチンパネルを使用しました。
ホーローのキッチンパネルは、通常のものに比べて
高価で加工の手間もかかりますが、使い勝手は良さそうですね。

ランチ

今日のお昼は、娘と外でご飯。


八王子の桜は、今が満開です。
仕事の合間ですが、つかの間のひととき。
O邸のキッチン収納も完成して、一区切りついた感じです。
来週は、打ち合わせ週間。
また、新しい家具の製作が始まります。
193-0803
東京都八王子市楢原町1451-1
tel&fax042-621-4088

ss


ナラのキッチン収納




O邸のキッチン収納が、形になってきました。
メインにナラの突き板を。天板には、ナラの無垢材を使用します。
使い勝手が良い、シンプルで魅力的なキッチン収納になりそうです。

ウォールナットの吊り戸棚

町田市のW邸にキッチン吊り戸棚の納品に行ってきました。

下のウォールナットの台は、あらかじめW様が購入していた既製品のものです。
それに合わせ、シンプルな吊り戸棚を製作しました。
マンションの場合、多くの食器棚は、オプションでの対応になっています。
正直、素材やサイズ、機能の選択肢が少ない割には、割高だと思います。
お気に入りのキャビネットを探し、吊り戸棚をオーダーするというのも
ひとつのアイデアかもしれません。
現在、工房では、ナラ材でこだわりの食器棚を製作中です。
オプッション家具では、満足できない方は、是非ご相談ください。
チェリーの吊り戸棚もあわせてどうぞ。
※見積もりは、無料です。
※ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

100日

先日、野衣が生まれて100日が経ち、お食い初めをしました。

月日が経つのは、早く感じますが
もっと長く一緒にいるような気がします。

リビングボード、ダイニングテーブルの納品

杉並区、T邸にリビングボードとダイニングセットの納品に行ってきました。
2階のリビングまで、3人がかりでベランダから引っ張って搬入しました。


リビング収納は、壁から壁まで3200ミリあります。
天板は、はぎ合わせたナラの無垢材を1枚で。
扉も全て木目が繋がるように、素材を吟味して製作しました。
ダイニングテーブルは、長さが1800ミリ。天板の厚みは40ミリあります。
ナラ無垢材の持つ質感を大切に、素材を活かした
素直なダイニングテーブルになりました。
他にも、椅子とベンチを納品させて頂いたのですが
革屋さんに注文している座面の本革が、完成までに時間がかかるため
仮の座面にて納品させて頂いています。
特別な革を使用するので、完成が楽しみです。
また、改めてご紹介させて頂きたいと思います。