本棚 八王子市N邸

八王子市N邸に両面使いの本棚を納品しました。

素材はMDFのウレタンクリア仕上げです。

図書館のように設置された本棚。3台を横に並べて設置し、5列計15台の製作です。

縦に伸びる溝は、背面側との仕切りに使用するアクリルが入ります。

これが個人邸というのも驚きです。

追加のご相談も頂いているので、また、本が入っところを撮影させていただきたいと思います。

折れ戸と本棚 渋谷区T邸

渋谷区T邸に折れ戸の交換と本棚を設置しました。

折れ戸は既存の物を外し、チェリーで製作した新しい物に交換しています。

下半分のネイビーの部分は、マグネット塗料を使用し、その上からfallow&ballのモダンエマルションにて塗装しました。

金具なども新しい物に交換しています。

本棚の部分は、棚柱と棚だけの本棚がありましたが、家具のように枠をつけた埋め込みの本棚に変更しています。

クロスに張り替えも同時に行い、全体を薄いグレー。本棚の背面を濃いグレーにしています。

T様には大きなテレビボードや丸いダイニングテーブル、カウンター収納など以前ご注文を頂いており、リピートでのご依頼でした。

以前に比べ落ち着いた空間になりました。

ワゴン収納

チェリーで製作したキャスター付きワゴン。

小ぶりな真鍮のつまみがアクセントに。

天板はブラックのリノリウム。四方の回し縁はRの形状にしています。

シャリンバイのリース

二名さんのシャリンバイのリース。

最初に比べて色が抜けて、セージのような綺麗なグリーンになりました。

黒い実とのコントラストも強くなっていい感じ。

黒い丸は大岡弘晃さんの作品です。

レクリント

オーダー家具をご依頼いただくお客様から、照明をどれにしたら良いか相談されることがあります。

2400までの天井高でしたらルイスポールセンのAJ ROYALをおすすめさせていただくことが多いです。

手に入るなら、以前お客様の家で見かけたphランプの琥珀ガラスの物もすごく良かったです。

今回、新しくショールームに採用したのはレクリントのラメラ。

天井の高いお家には、個人的に今、一番おすすめしたい照明です。

建築家の横内さんがよく使用されているflosのグローボールも天井の高いお家にはおすすめです。

サイドボード 港区C邸

チェリー材、框扉のサイドボードを納品しました。

本体は突板ですが、框と框の鏡板は無垢材で製作しています。

つまみは真鍮です。

幅1300ミリ高さ1300ミリ奥行き480ミリと写真では伝わりにくいのですが、ボリュームがあります。

一体では搬入ができないので、分割で製作し現地にて組み立てました。

一番左の扉は、掃除機がぴったり収納できるようになっています。

ゆくゆくの使い方も考え、棚板を置けるように棚ダボも埋め込んでいます。

今日のショールーム

納品前の家具が並んでいます。

奥の長いリビングボードは、特注のガラス扉待ち。来月納品予定。

チェリーの框の収納は間も無く納品。チェリーは経年変化が早くなるべく濃くさせてから納品する予定です。

棚ダボ

9台分の両面使いの本棚を製作しています。

棚ダボは一つずつ穴を開けて、玄能で打って入れます。

スタッフと協力して、僕は2500個か3000個くらいダボ打ちをしました。

修行中の頃は、何回も叩いてダボを入れてたのですが、”そんなんじゃ日がくれちまうよ”と年配の職人に言われ、職人が使っていた大きな玄能をもらったのを思い出しました。

最近その玄能の柄が折れてしまい柄を作り直す予定です。

今は二回叩いてダボを入れるようしています。

ルーバーテレビボード、吊り戸棚

ウォルデンオリジナルのルーバータイプテレビボード。

テレビボードはオークにて製作。扉は全て下開きのフラップ扉。

飾り棚と吊り戸棚は、ウォルデン特注色のグレージュのエナメル塗装にて仕上げています。メラミンなど既製品の面材とは一線を画す質感です。

吊り戸棚は観音開きの仕様。

吊り戸棚の下にはLEDのライン間接照明を埋め込んでいます。

テレビより手前の位置ですと画面に反射してしまうため後方に設置しています。

 

テレビボードを浮かせる場合は、壁を補強壁にする必要があります。

オーダーをご検討のお客様には、工務店やマンションのオプション等など下地の指示をさせていただきます。お気軽にご相談ください。

ショールームに展示がございます。

間接照明付き壁面収納

大容量の扉収納とガラス扉を組み合わせたチェリーの壁面収納。

ガラス収納には左右にLEDの間接照明を埋め込んでいます。

真鍮の小さめのつまみがアクセントになっています。

ショールームに展示がございます。

スリットダイニングテーブル

センタースリットの入った板脚のダイニングテーブル。

W2500と大きいサイズながら、分割にて搬入できるように加工をしています。

チェリーの天板の厚みも40ミリと重厚感のある仕上がりになっています。

ショールームに展示がございます。

ワードローブ 八王子市N邸

八王子市N邸にチェリーのワードローブを納品しました。

サイズが大きいので、現場組みでの施工。

ガラリの引き戸で中が見えにくいように角度を工夫しました。

内部には4段づつ、計8ハイの引き出しを設けています。

扉を閉じると至ってシンプル。素材の良さが感じられる収納になったと思います。

飾棚 杉並区S邸

マンションの壁に飾棚を設置しました。

正面からは見えませんが、手前が転びどめになっており少し段差がついています。

金物を見せない方法はいくつかありますが、壁の構造やサイズ、乗せるものによって変えています。

今回は壁が仕上がっている状態での設置。クロスに傷がつかないように気をつけながら現地で削り合わせて取り付けしました。

ぴったりに仕上がると気持ちが良いですね。

カウンターテーブル 八王子市I邸

ご近所の新築にカウンターテーブルを納品させていただきました。

2台並べると2700ミリの幅です。

木目がつながるようにオークの長い材料から天板を取りました。

並べ方を変えると通常のテーブルのようにもなります。

スペースをうまく活用した家具だと思います。

ラタントール収納 小平市K邸

大容量のトール収納。チェリーと籐の組み合わせです。

藤はそのままの色味ですと黄色味が強くメリハリが強くなってしまうため着色を施しています。

真鍮のつまみは小さいながら、引っ掛かりがあるので開けやすく

丁番はウォルデンでは標準のソフトクローズタイプになっています。

K様は昨年、大きなサイドボードを製作させていただきました。

昨年を振り返ってみても、仕事の何割かはリピートでのご依頼。

以前製作をさせて頂いたお客様に、多く支えられてるのだと実感した一年でした。

チェリーのサイドボードは少し焼けて男前になっていました。

ワークデスク

オークで製作したデスク。

片袖の引き出しのつまみと、丸脚の床に触れるところに真鍮を使用しました。

幕板は通常より少し中に入れることによって、脚が当たってしまうストレスを軽減。

奥行きも600ミリと十分なスペースを確保しました。

ショールームに展示がございます。

スリットシェルフ

チェリーで製作したスリットタイプのシェルフ。

縦の細いスリットの線は繊細な印象を残し、ブラックの棚板によって引き締まった印象に仕上げています。

背面は淡いグレーのペイント仕上げ。

本棚としてはもちろん奥行きの取りたくない場所にも有効的なシェルフです。

ショールームに展示がございます。

リブ扉の壁面収納

色を濃く染色したウォールナットとブラックの組み合わせ。

扉はリブ加工、ウレタンのエナメル塗装にてつや消しのブラックに仕上げました。

縦のラインを強調したデザイン。ブラックの素材の使い方。ウォルデンの新しいスタンダードにと考えた家具です。

テレビボードはウォルデン定番。壁面収納と組み合わせたご提案です。

主張をしすぎない洗練されたデザインがウォルデンらしさだと思います。

ショールームに展示がございます。

ラタンウォール

壁のような間仕切りのような存在。

空間は間仕切りを作ることによって、その空間の役割がはっきりとします。

それは壁全体を埋めなくてもです。

編み込みのラタンとオーク材を使用し、家具のような壁にしました。

カゴメ編みのラタンは、強度を出す為ガラスで押さえており、視界を完全には遮りません。

ウォルデンでの、新築及びリフォーム工事の場合のみ施工可能です。

ショールームに展示がございます。

ブラックガラスのキッチン

ブラックガラスを使用したオリジナルのアイランドキッチン。

本体はチェリーの突板。

チェリーは経年変化によって、深い飴色に変化します。

時間が経つと、ブラックガラスともより良い組み合わせになってくれます。

天板はステンレスのバイブレーション仕上げ。曇ったようなマットなステンレスの質感は、木との相性もよく、細かいキズが目立ちにくい利点もあります。

キッチン側は、真鍮のハンドルを使用。

引き出し、開き扉は全てソフトクローズの仕様になっています。

ショールームに展示がございます。

waldenショールーム

ウォルデンの考える家具作りは、空間(その場所)を作ることです。

空間は空気のようなものであり、暮らしの一部だと思います。それを豊かにしたい、それがウォルデンの考えです。

より空間を感じてもらえるように、オークとラタンで壁を作りました。

完全に遮らない壁です。

そこからショールームのリニューアルが始まりました。

 

僕にとって、ここはとても大切な場所です。

築70年になる元機織り工場だった建物は、僕たちと仲間で直してきました。

この空間が大好きですし、次のウォルデンを見ていただきたくてショールームをリニューアルしました。

ここは、実験の場所ではなく未来の仕事を作る場所であり、ウォルデンそのものだと思っています。

一部未完成の部分もございますが、是非ショールームにお越しいただけたら幸いです。

(ショールームは予約制にて営業しています。)

2023

振り返ると2022年はとても良い年でした。

ご注文いただいたお客様はもちろん、年末にショールームのリニューアルをできたことが僕にとって、とても大きな事でした。

去年の目標は新しいスタンダードを創るということでした。

リニューアルしたショールームでは、僕の考えていたことが形にできたと思います。家具も少しずつこのブログでも紹介していきます。

今年の目標は、”働きやすい環境を整える”ということにしました。

工房は作業のしやすく整っているのですが、それはスタッフの増井さんのおかげです。彼女がいなければ今のような環境ではないだろうし、製作だけでなく数多くの部分で助けてもらっています。

僕自身、未熟なところもありますが、大切な芯の部分はぶれず、真っ直ぐ家具を作っていきたいと思っています。

本年もよろしくお願いいたします。

シャリンバイのリース

二名さんにオーダーをしたシャリンバイのリース。

ショールームをリニューアルしていて、新しいシンボルツリー的にと思い発注しました。

まだ水分を含んでいるので、ずっしりと重いのですが乾燥して葉っぱの色が乾いた茶色になると黒い実だけが印象的に残ります。

ドライになるまでの経年変化も楽しみです。

ショールームの新しい家具も新年ご紹介していきます。

是非、ご予約いただきショールームまでお越しいただけたら嬉しいです。

今日は大掃除でしたが、やりたいことがあるので、12/30まで工房にいる予定です。新年は1/4よりスタートします。

期間中もお気軽にご相談ください。

本年もたくさんの家具製作に携わらせていただき、ありがとうございました。

新年もよろしくお願いいたします。

テレビボード 中央区K邸

中央区K邸にウォールナット、ブラックブラウン染色のテレビボードを納品しました。

ウォルデンオリジナルのルーバータイプ。全てフラップダウン扉になっています。

コンセントがテレビボードと重なる位置にあったため、コンセントの移動から今回の設置作業が始まりました。

クロスもその移動の部分だけ補修をしています。

K様は以前、大きな食器棚をご注文いただいており、リピートでのご注文でした。

独立をして12年目。リピートのご注文が本当に増えました。

製作させて頂いた食器棚も綺麗に使ってくださっていて、以前納品した家具と再開できるのも作り手の楽しみでもあります。

食器棚 調布市S邸

S邸に幅4メートル弱の大きな食器棚を納品しました。

床の段差、天井の梁と通常より難易度のある設置でしたが、順調に設置できました。

ハンドルは、真鍮。天板はセラミックストーンでデクトンのドムースです。

マットなブラック。強度も天板と使用する材の中ではかなり硬いです。

 

事前に一枚物の天板が搬入できることを確認していたので、4メートル弱の長さを継ぎ目なしで試行しました。

マンションの2階、階段からの搬入です。

台輪のサイドには、ルンバの基地を設置しました。

跳ね上げ式の扉が付いていて、使用時には上げルンバを使用していただく仕組みになっています。

テレビボード 武蔵野市S邸

テレビボード、エコカラット、ミラー、テレビの壁掛けを行いました。

本体はオーク。エコカラットはネオトラバーチン。ミラーはブロンズミラーを使用しています。

清潔感のある新居に、明るい印象のオークや他の素材がとても合っていました。

デスクと飾り棚 世田谷区T邸

ナインマンス建築設計事務所さんからご紹介いただき、マンションのリフォームに合わせオーク材でデスクと飾り棚を納品しました。

飾棚の内部には特注の金物を製作し、それに棚を差し込みシリコンで固定しています。

金具が見えないのが特徴で、長い棚の場合は既成の金物より特注の金物の方が安定感がある気がします。

デスクは、角をRにして丸脚を一本設置しました。

T様所有のビンテージのYチェア(オーク)ともとても良い組み合わせでした。

relax 2002/06

僕が家具作りを仕事にしようと思ったきっかけ、それが2002年にでたrelaxという雑誌の家具特集です。

relaxはカルチャーに特化した雑誌で、毎号違う特集が組まれていていました。インターネットが普及していたとは言えない時代、僕の狭い世界から雑誌を通して世界が広い事を知ることができたし、少しザラッとした紙の質感。押し付けがましくなくて読んだ後サッと過ぎていくような後味の良さ。大好きな雑誌でした。

当時の僕は、家具をデザインしたり作る仕事があることを雑誌を通して初めて知って、将来そういう仕事につきたいと思ったのです。

昨日、relaxの編集長だった岡本さんとカメラマンの若木慎吾さんのトークショーがあって参加してきました。

この雑誌があって今の僕があること。

生涯を通してやりたいことを見つけられたことは。本当に良かったと思います。