シルクスクリーン

秋冬用も新しいデザインでスタッフウエアを擦りました。

デザインソースは日本から撤退してしまったアメリカの某アパレルメーカーのロゴです。

WALDEN CREW チーム一丸となって素敵な家具をお客様に届けたいと思っています。

 

ちなみに以前デザインしたこちらは、IBMのロゴなどではなく、都心の納品でよく見かける23区のゴミ収集車のロゴをモチーフにしました。

気になる方は調べてみてください。

ウォルデンのウエアのプリントは普段使っている物や身近なところに在るものをテーマにしています。

いろんなところにデザインが転がっています。

プルーヴェ展とオスカーニーマイヤー

東京都現代美術館で行われているジャン・プルーヴェ展に行ってきました。

プルーヴェの椅子と建築を主に展示していました。

とにかく会場構成がとても良くって、ゆったりと作品が見れるようになっています。

 

そのあとは、青山のギャラリーにオスカーニーマイヤーの椅子を見に行きました。

一人がけソファと寝椅子の展示で、洋雑誌などでは見たことがあったのですが、実物を見るのは初めてで、美術館での展示がない限り二度と見ることができないかもしれません。

tendo brasileira、天童木工ブラジルの製品で、脚が成形合板になっていました。

 

数年前から、ニーマイヤーやパウロ・メンデス・ダローシャ、ルイス・バラガンなど南米の近代から現代建築が気になっているのですが、ヨーロッパの建築に比べて資料が少ないです。

おすすめの書籍があったら、ぜひ教えてください。

南米の建築は、おおらかさが良いんですよ。

流木の鳥

流木の鳥といえば針原さんだ。

ずっと前からいつかは購入したいと思っていました。

個人的には並べて飾るのが素敵だと思っています。

針原さんは僕の知る限り第一人者だし、無骨なところが良いなと思っています。

鳥のオブジェが好きで、一番最初に購入したのは7年くらい前siboraというアンティークショップで購入した置物でした。

多分、昔スイスかドイツの山でお土産として売られていた物。

木彫りで妙にリアルだけど、脚は安っぽい針金。地元の人が作ってお土産屋さんに並べられていた。そんなバランスがとても気に入っています。

他にもアメリカの国旗の色に着色された可愛らしい鳥の置物や、ドーム型の古い鳥籠。片口の花瓶やホーローなども鳥を連想して、特別気に入ったものがあればついつい購入してしまいました。

鳥自体に詳しくないのですが、形の美しさは鳥に勝るものはないと思います。

8/5

経過がよく、予定より早く本日退院しました。

入院中は何か身になるスキルをとも思ったのですが、こういう機会でないと見れない(長くて)、ゴッドファーザー1,2を続けて見たり、ドラマを見たりしてとにかくゆっくり過ごしました。

僕の休み中も工房ではスタッフが製作を進めてくれていました。

本棚タイプの壁面収納です。綺麗に仕上がっています。

ショールームの予約も再開したいと思います。

詳しくはホームページのトップをご確認ください。

10日くらいの休みでしたが、僕の人生の中でも特別な時間になりました。

お休みのお知らせ

お休みのお知らせ

7/27から2週間入院をすることになりました。

大きな病気になったというわけではなく、一年以上前から準備を進めてきたことで、口腔外科で顎変形症の手術を受けます。将来の健康、噛み合わせや見た目のバランスを整える為です。

家具の依頼も順調にいただけるようになり、将来のことも考える年になったのかなと。自分で言うのも何ですが感じています。

8月は仕事が落ち着いている時期ですし、何よりもスタッフの成長が、僕が休みの時も安心して仕事を任せられるのが一番大きいです。

ショールームの営業については、ホームページをご確認ください。

お休み期間中もオーダー家具のご相談、お見積もりはお受けしております。

お返事が遅れる場合がございますが、お気軽にご相談ください。

関係者各位の皆様、ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。

卓球

以前勤めていた会社のOBたちとウォルデンで卓球大会をやりました。

自作のラケットでのトーナメント戦とラケットの美しさの芸術点を競おうという作り手ならではの戦い。

他にも集まった理由があって、僕に家具作りを教えてくれた職人さんが今年77歳になり、サプライズで喜寿のお祝いをすることでした。

遠方で参加できないメンバーは、ビデオメッセージをもらったりして。

トーナメントも白熱した戦いで盛り上がったし、お祝いもとても喜んでくれました。

他のみんなも家具作りには詳しいので、分からない事を相談をさせてもらったり、忙しい時に何度も助けてもらったり、とても頼りにしています。

高校以来の卓球でyoutubeを見て研究しましたが、僕はあえなく一回戦敗退でした。

二回目、三回目と長く続けられたらいいなと思いました。

それまでにもっと卓球の腕を磨きたいと思います。

キッチン テレビボード

キッチン、食器棚、テレビボードを製作させていただきました。

特にキッチンは現場との絡みも多く、日々勉強だと感じました。

テレビボード 西東京市S邸

西東京市S邸にルーバータイプテレビボードを納品しました。

天板とルーバーはチェリーの無垢材を使用しています。

S様よりご相談いただき、今まで製作しているルーバーより細く設計し、より繊細さが際立つようにしました。

S様は何年もの間、希望のテレビボードに巡り会えずテレビボード無しの生活を送っていました。

ショールームにお越しいただき、実際の家具に触れ発注いただきました。

ご自宅にはフィンユールのイージーチェアをはじめ、一点一点時間をかけて選び抜かれただろう家具やインテリアが気持ちよく配置されています。

そんな中、ウォルデンのテレビボードを加えて頂いたことを嬉しく思います。

空間にもすっと馴染んでいました。

デスクと本棚 武蔵野市H邸

武蔵野市H邸にデスクと吊り本棚を納品しました。

チェリー材にて製作しています。

本棚の背面にはリノリウムを貼りました。白漆のような少しアイボリーがかったマットな質感です。

吊り本棚の上下には間接照明を設置。

手前には、角度を変えられる小型のスポットライトを設置しました。

本来はショーケース用の照明ですが、小型ながらちゃんと光源を確保できます。

 

今回はリノベーションに合わせて家具を設置させていただきました。

海外輸入のクロスやファローアンドボールのペイントなど、随所にH様のセンスが感じられる空間でした。

羊文学

羊文学のライブoopartsツアーファイナルに行ってきました。

普段からよく聴いていますが、ライブは轟音に身を委ねる感動的な時間でした。

三曲目の”雨”以降の盛り上がりは凄かったし、構成、映像、観客どれをとっても素晴らしく、今まで行ったライブの中でも一番良かったです。

ライブで聴くと今回のアルバムの多様性、奥行きの深さを感じたし新しく好きになった曲もたくさんあります。

僕の年代だとシューゲイザーの括りで語られることも多い(僕も入りはそこからでした)のですが、もうそんなことはどうでもいい、素晴らしいバンドだと思います。

ガラスケース

コムレール北原さんからの依頼で、チクテベーカリーさんにガラスケースを納品しました。

移動ができるように3分割で製作しました。

ハード系のパンが美味しく、僕は何もつけずでもいけます。

サイドボード 江東区U邸

U邸にウォールナットのサイドボードを納品しました。

全てプッシュオープンで一番右の扉はブラックガラスになっています。

背面のアクセントクロスも提案をさせていただきました。

ウォルデンの家具は去年より少し仕様を変えています。

より木の魅力が感じられる作りになっています。

テレビボード 千代田区H邸

オーク材ブラック染色のルーバーテレビボードを納品しました。

オーディオアンプを設置するため、奥行きは550ミリと深めの設計になっています。

左右にスピーカーの線を出すための配線孔や収納内の配線など、目に見えるところはスッキリするように加工をしています。

ルーバーもウォルデンならではの特注金物を使用し、ミニマルさをだしています。

ブラックトーンの空間によく合うテレビボードになったと思います。

丸テーブル

今までにも何度か製作をさせて頂いている丸テーブル。

今回は幅1180ミリ。脚が通常より外側というオーダーでした。

ちょっとの違いが大きな違いです。

何台か作っているからか、考えなくても手が動くようになりました。

脚の組み立てにはプレス機を使うのがポイントです。

他にも、工房ではキッチンや食器棚、テレビボード、リビングボードの製作が進んでいます。

食器棚 国分寺市Y邸

国分寺市Y邸に食器棚を納品しました。

オークとステンレスのハンドルやブラケット。

ガラスとクオーツストーンの組み合わせです。

吊り戸棚から下げたブラケットは特注品。

天板はクオーツストーンです。

通常の人工大理石を提案することはほぼ無く、人造石の場合クオーツストンやセラミックストーンを提案することが多いです。

白のクオーツストンを使用するのは初めてで、クリーンで明るい印象に仕上がりました。

お家の雰囲気ともとても合う食器棚になりました。

テレビボードと食器棚 中央区I邸

マンションのリフォームに合わせて、テレビボード、食器棚、キッチンの前板の交換を行いました。

扉は細い枠のフレームタイプ。真鍮のつまみをアクセントに使用しています。

去年から構想していた形で初めて採用させていただきました。

これからの新しい定番にしていきたいと思います。

食器棚とキッチンも同じフレーム扉です。

食器棚の天板には黒いクオーツストーンを使用しました。

ウォールナットと黒はとても相性がいいです。

クオーツストーンは、天然の水晶が入った人造石です。人工大理石よりも硬く、とても品があります。

ウォールナットと真鍮の組み合わせは、クラシックな印象です。

素材を変えるとまた違う見え方になる気がします。

リフォームの打ち合わせから、私も少し関わらさせていただき、個人的に思い入れのある製作となりました。

I様にも気に入っていただき、大変嬉しく思います。

Tシャツとトート

今年も恒例スタッフtシャツを作りました。

デザインも自分たちで行い、シルクスクリーンを発注して自分たちで刷っています。

今年はブルーの気分。愛用してやまないマキタへの愛が感じられるデザインになっています。

トートもプリント。気に入りすぎてパーカーとスウェットも後日作ることにしました。どれもスタッフ及び関係者オンリーです。

4/30~5/5までGW休みとなります。よろしくお願いいたします。

看板

スタッフが友人のお店の為に作っていた看板。

仕事終わりにコツコツと製作していました。

正面からは細いスチールの枠が見えるシンプルなデザインで折り畳めるようになっています。

板は無垢材なのでずっしりしていて安定感があり、ひとつのプロダクトとして完成度の高いものでした。

朝の塗装室

ウォルデンの強みは塗装も自社で行っていることです。

ほとんどの家具は、クリアのウレタン塗装を施しています。

ウレタンは塗装膜を作るので、水や汚れに強い塗装になります。

他の塗装の仕上げとしてオイル塗装などもありますが、塗装幕を作らないため水や汚れには弱いです。

オイル塗装の良い点は、ウレタン塗装のように塗装膜を作らないため光を反射せず本来の木の質感を感じられることです。

見た目だけで言うと、個人的にはオイルの方が好き(写真映えもします)です。

ただ、汚れのつきやすさや日々のメンテナンス(オイル抜けを防ぐため3~4年に一度のオイル塗り)の大変さを考えるとウレタン塗装が一番だと考えています。

オイル塗装を指定するお客様には、ちゃんと説明をしますし、よほど丁寧な暮らしを心掛けている方ではないと向いていないと思います。

お客様の家でも他のところでご購入されたオイル仕上げの家具がシミだらけになっていたり、オイルが抜けて白っぽくなっていたりするのを見ると悲しくなるし、デザインや素材にはこだわっているのに、なんで仕上げにはこだわらないのか不思議に思います。

僕の中での家具のあり方は、作品というよりも日常の暮らしの道具です。

普通に使い、当たり前に20年30年と存在し続けてくれるものが理想です。

キッチンカウンター 町田市F邸

幅2400ミリのキッチンカウンター。

広い空間に負けないように、天板と側面はボリュームのあるオークの無垢材を使用しました。

両面使いでダイニング側は引き戸と引き出しの組み合わせ。

キッチン側はオープン収納がメインになっています。

天板の見えないところには、木材の反りを対処する工夫を施しています。

力強さと品を兼ね備えた、魅力的な家具になったと思います。

丸テーブル 町田市F邸

1600パイの丸テーブルを納品しました。

素材はフィンランドバーチ。あえて木口の積層を見せた仕上げになっています。

天板は70ミリと厚く設計しました。

8人くらいでも座れるゆとりがあります。

トール収納 江東区M邸

既存食器棚の横にルーバータイプのトール収納を納品しました。

奥行きは冷蔵庫と同じ深さがあり、大容量の収納になっています。

電子レンジや炊飯器が収納できるようにコンセントを新設しています。

パントリーのような収納です。

カウンターデスク 笠間市F邸

幅3mのカウンターデスクを納品しました。

清潔感のある空間にオークと真鍮の組み合わせがとても合っていました。

天板は切らずに一枚で製作。

玄関からの搬入が難しかったため、ベランダから吊り上げて搬入しました。

天板にはコンセントを設置しています。

テレビボード 渋谷区T邸

幅5メートルの壁面にオークのテレビボードを設置しました。

クロスをライトグレーに変更。テレビボードとトール収納で幅いっぱいに製作しました。

引き出しが多めの設計で、中央にはグレーガラスを使用しました。

躯体壁で背面には固定できず、アジャスターでテンションをかけて固定しています。

 

ダイニングにはカウンター収納を設置。

ゴミ箱のところはワゴンになっています。

天板にはクオーツストーンを使用しました。

照明器具

美術館の展示を照らす照明器具を製作しました。

ほとんどの部分を木で製作するという大岡さんからの要望を形にしました。

高さ、アームの長さ、角度が変えられるようになっています。

 

大岡さんの展示は3/21まで宮崎県立美術館にて。

食器棚 中央区K邸

幅2200ミリ奥行き550ミリと大きなサイズの食器棚を製作しました。

素材はオークの突板で木目のつながりを意識して製作しています。

家具で見えませんが、天井には複雑な梁があり、梁の形状に合わせて加工しました。

梁が見えなくなることによって、よりすっきりとした印象になっています。

 

天板はセラミックストーン。デクトンのシリウスを使用。

中段の観音開きの扉には、スライドテーブルを設置しました。

K様にもカッコイイと喜んでいただき、とてもうれしく思います。

ダイニングテーブル 文京区M邸

鉄脚で製作したウォールナットのダイニングテーブルを納品しました。

3階への搬入だったため、鉄脚はノックダウンで製作。

背面の食器棚もウォルデンで製作したものです。

ブラックとウォールナットの組み合わせた、引き締まった空間です。

丸テーブル 江東区N邸


オリジナルのオーク丸テーブルを納品しました。

今回は1150ミリのパイで製作。

丸テーブル製作の場合、現地に丸型を持って行き、設置場所に置いてサイズを確認します。今までの1100パイと1200パイの型があったのですが、中間の1150パイも用意しました。

実際に置いてみると1100パイだと物足りない。

1200パイだと窮屈な印象で、1150パイが一番しっくりきました。

N様には以前、食器棚を製作させていただいたのが始まりで、サイドボード、壁面収納と続き、今回はダイニングテーブルを製作させていただきました。

今回の丸テーブルもお持ちの家具との相性もよく、どんどんお部屋が素敵になっていくのが楽しみです。

羅久井さんの春の展示会に向けて額縁を製作しています。