いろんな家具が同時進行で進んでいます。
どれも、もう少しで完成。
ウォルデンは僕だけでなくスタッフが二人います。
スタッフの力なくして、いただいた仕事をこなすことはできません。
ここにきて、家具のご相談もぐっと増えてきました。年末の感じでしょうか。
いろんな家具が同時進行で進んでいます。
どれも、もう少しで完成。
ウォルデンは僕だけでなくスタッフが二人います。
スタッフの力なくして、いただいた仕事をこなすことはできません。
ここにきて、家具のご相談もぐっと増えてきました。年末の感じでしょうか。
海外から取り寄せてもらったサンプルの生地。
普段から海外製の生地には触れているのでそれ自体は珍しいことでは無いのですが、こちらは1mあたり40,000円とかなり高価。日本でこの生地のソファ自体あるのかな?と言った素材だと思います。
生地の値段なのかどうか分からなくなってしまいそうだけれど、震えるくらい魅力的に感じました。
高級路線を目指している訳では無いのですが、今年(もしかしたら来年にかけて)ショールームの家具を少し入れ替えていて、そのキーワードの一に新しい解釈というものがあります。
物の見方は一つではなく、角度を変えると新しい物が見えるだろうし、頭を柔らかくしてショールームを提案の場所にしていきたいと思っています。
ショールームのリビングボード。グレージュの扉は艶のない落ち着いた色味でとても気に入っています。
コロナ前とコロナ後、オーダー家具のご相談内容で大きく変わったことが一つありました。
それは、デスクを組み入れたオーダー家具のご相談がかなり増えたこと。デスク単体の場合もあれば壁面収納の一部にデスクを組み入れた物だったり様々です。
リモートワークが始まった頃は、ハーマンミラーなど高価なオフィスチェアから量販店の安価なデスクや椅子がすごく売れたと聞きました。
リモートワークがこれからのスタンダードになっていくと、一時期無くなっていた書斎が見直されるし、リビングのオフィス化も進んでいくのではないかと考えています。
オフィスのデスクをそのまま家に持ってきたいという人は少ないと思うので、どれだけ気持ちの良い空間で仕事ができるかというのがこれからのオーダー家具のあり方の一つだと考えています。
曲木に挑戦しています。オーソドックスな蒸し曲げで。
一回目は失敗に終わりましたが、手応えはあり改良点もいくつか見えてきました。
時間があればついでにウォルデンの新しい椅子を作りたいと思っています。
どれだけ、作業的にも部材的にもロスを無くすかが課題です。
いろいろと化学は進化していますが、木を曲げるのに蒸すか、ホットプレートのような熱を加えるか、すごくアナログなことをやっているのが面白いなと思いました。
厨房の中で使用する什器を製作しています。
採寸に行った時に中を見させていただきました。料理人にとっては特別な場所であり、ハードな環境であろうこともひしひしと伝わってきました。
そんな環境にも耐えるべく、サイドパネルは無垢材で製作。
ランダムに剥ぎ合わせてスリットを入れるという初めての試みをしましたが、今回の家具に良く合っていました。個人邸の家具にも活かしていけるデザインだと思います。
家具の要素を多く残した什器となっています。天板はブラックのセラミックストーン。納品が楽しみです。
ショールームの食器棚を入れ替えています。
天板を何にしようか迷っていましたが、デクトン社のセラミックストーンに決めました。
最近、よく使用させていただいている素材で実際に触れてみて、その魅力にすっかり魅了されてしまいました。
強度だけでなく、マットな質感がとても良い感じ。黒い天板と言えばセラミックストーンかクォーツストーンの2択だと思っています。
今、製作をさせていただいている、イタリアンの什器も天板にセラミックストーンを使用させていただきます。
もう一種類個人的に気になっていたのは、大きめのリサイクルチップを使用した人工大理石。海外のインテリアサイトでも数年前から話題にはなっていましたが、実物も他の素材にはない表情があってとてもよかったです。
大判で食器棚の背面に使うのも良いと思います。
内装を手掛けたランタンにコップを運ぶトレーを納品しました。
本革を使ったり、少しこだわりを入れました。
ランタン高尾、高尾ビールで使用されると思います。
普段は家具の製作のみで小物の製作は行っておりませんのでご了承ください。
また、ランタンで流れるBGMを選曲させていただきました。
ほとんどが工房や車でよく聴いているものばかりです。(長くなります。。)
1曲めはkan sano 去年一番聴いた大好きなアーティスト。jazzyで都会的なサウンドと優しい甘い歌声がぴったりはまっています。
2曲目、3曲目はiri、friday night plans 。特にfriday night plansはアーバンでかっこいい。宇多田ヒカルを初めて聴いた時と同じくらい衝撃的でした。
ライブは必ず見に行きたい。
4曲目は最近知ったilliomoteという女性二人組のユニット。最近一番聴いているアルバムです。
7曲目jenevieveの曲は杏里のカバー。海外でも流行りのシティーポップってやつですね。
9曲目から11曲目のmura masa、frank ocean、tyler the creatorどれも時代を超越するアーティスです。いつ聴いても新鮮だし通年聴いています。
12曲目は、seihoの曲に5lackがラップを入れたもの。googleとリーバイスのコラボ商品のタイアップ曲。
youtubeでは、20分くらいのショートムービーがあってその映像、世界観がとても好きです。最先端の商品を作る会社のタイアップ曲でありながら、田舎に住む思春期の男女の夏の日常が描がかれています。
13曲目はc.o.s.aとkid freshinoのコトリンゴをfestしたjazzyでスウィートな曲。
kid freshinoは、何回かライブを観に行っていてjjjが多く作曲していた頃も良かったし最近のセッションのような形で作るライブ感のある曲も良い物ばかりです。ゲストDJがseihoの時にspecial radioのバキバキした曲をやってくれるのですがそれもすごくかっこいいのでリリースして欲しいです。
14曲目は12曲目のseihoの曲にラップをしていた5lackのソロ。コロナ後にリリースされた曲です。コロナ前かコロナ後というのはすごく意味があって、こんなに一瞬で世界が変わってしまうのかというときに、すごく希望に満ち溢れた曲だと思いました。
5lackで一番好きなfeelin 29という曲があるのですが、5lackが多分29歳の時の曲で29歳という年齢。揺らぐ心の変化が詩的に表現されていて日本語のラップは素晴らしいと思いました。29は今夜(tonight)にも掛けていると思います。PVの映像が美しく何回も見返しています。
他も説明をしているととても長くなってしまうのでこの辺りで。
HIPHOP、R&B、シティーポップ寄りの選曲になっています。
期間限定でランタンで選曲したものがかかっていると思います。
iTunesで”hakamata”と検索して頂いくとリストが出てくると思いますので是非聴いてみてください。
音楽って良いですね。
三鷹のリフォーム案件の食器棚の製作が進んでいます。
リフォームはクロスの張り替え、照明の変更、下り天井の撤去等、ウォルデンでは大きな食器棚を製作します。
工事期間は1週間。お住まいになりながらの工事です。
天板にはデクトンのセラミックストーンを使用します。
表面の硬さキズの付きにくさは、クオーツストーンと並んで最強だと思います。
特にブラックの天板はセラミックストーンがおすすめです。
マットな質感がとても良いです。
毎年恒例の作業着作り。
夏本番になる前に今年も作りました。
今回も自分たちでシルクスクリーンプリント。慣れっこです。
スポーティな生地なので、今年のTシャツはシンプルロゴ。
少し高めの位置にプリントしました。
スタッフオンリー。とても気に入っています。
3台のテレビボードを製作中。
3台ともルーバー仕様でしかもウォールナット。浮かせたフロートタイプというのも一緒。
同じタイプの家具の製作が続いたり、同じ素材の製作が続いたりするのは、家具屋あるあるで、年に数回あります。
ただ形状もサイズも設置地域もばらばら。一台は福岡に発送します。
この前は、久しぶりのコンソールチェスト(チェリー)が2台続きました。
同じ用途でも間取りや使い勝手が違うので、どんどん新しいバージョンが増え挑戦や探究も尽きません。
鍵付きのチェストを制作中。
昔ながらの鍵穴ってとても魅力的ですよね。
僕自身こういった鍵穴のある家に澄んだことがないのですが、その形状、推理物(名探偵コナンとか)に出てくる感じがワクワクします。
もともとはビンテージ家具の修復に使われる物のようで、昔ながらの機構。
鍵を回した時のカチッというメカっぽい感じがとても気に入っています。
オリジナルのコンソールチェストをサイズオーダーいただき、鍵をつけて欲しいというご要望にお応えしました。
鍵を回して、引っ張ると引き出せます。
丸テーブルを制作中。普段より高さの低いテーブルなので脚のテーパーの形状を見直しました。いい感じです。
天板は一足早く完成。1100パイです。
板橋区N邸にウォールナットの食器棚を納品しました。
扉と引き出しの手掛けは、表に出っ張りの無いJ型の手掛けにしています。
右側の扉は垂直収納扉を使用。
扉を開いた後、収納できるようになっています。
家具の奥行きと金物の関係で完全に収納はできないのですが、電子レンジや炊飯器のスライドテーブルなど普段はオープンにしておくこともできます。
電子レンジはハンドルも含めると奥行きが深いので、収納自体もそれなりに奥行きが必要になりますが隠せる収納としては魅力的だと思います。
すっきりと見えますが、こだわりのつまった食器棚になりました。
GWにやりたかったことのひとつ。
お気に入りのスティーブン・アランのジャケットにシルクプリントすること。
すっかり暖かくなってしまって出番はまだ先になりそうですが、納品、打ち合わせに活躍してくれそうです。とても気に入っています。
お休みは、積読していた本を忙しいことを理由に読まない言い訳ができなくなってしまったので、読書と体力作りに励みたいと思います。
工房は、5/7までお休みとなります。
期間中の見積もりご相談はお気軽にメールフォームよりお願いいたします。
お休み期間中も前日までにご連絡をいただければ、ショールームをお開けします。こちらもお気軽にご連絡ください。
ショールームの前に置いた工作用の木材も好評で、少なくなってきたら補充しています。好きなだけ持っていってください。
あっという間の休日になりそうです。
久しぶりに工房の前に木っ端を入れた箱を置きました。ご自由にどうぞ。
小さい頃の僕が見たら宝の山なんだけど、今の子供たちが見たらどうなんだろう。
STAY HOME中の世の中の子供たちへ。
お家でゲームもそろそろ飽きたんじゃないかな?
木を使って工作なんてどうだろう?
大人になっても大好きな工作を続けられるのが、アーティストだったり。家具屋だったりするよ。
住まいには欠かせない照明。
個人的にもプロダクトとしての照明が大好きでビンテージのgrasをはじめとしていくつか所有しているのですが、灯は空間に安らぎを与えてくれるだけでなく、メリハリはつけてくれる重要なアイテムだと思います。
今回のリフォームで使用するのは、上の黒いビンテージランプ。
ウィルヘルム・バッダーのランプ。シェードの上のハンドルがポイントです。
ウォールランプは特にビンテージの無骨さに惹かれてしまいます。
下は今回は使用しませんが、デンマークのウッドシザーランプ。
ファブリックシェードで木のシザータイプも最近はなかなか見かけなくなってしまったため。ストックしておきました。
いつかのここぞという案件のために取っておきます。
普段はお断りをしているドアの製作。
建具屋さんと言うドアや扉専門に扱っている業者さんがいらっしゃるので、waldenではドアのみの製作は行っておりません。
今回はリフォームのご相談で、空間に合わせドアも交換した方が良いと考えご提案をさせていただきました。
空間を作る案件ならではで、ウォルデンでは特別な物です。
ガラスは古いガラスのような波打ったガラスを使用します。まだ届いていないのですが、どう言った組み合わせになるのか今から楽しみです。
ハンドルは真鍮製。建具枠も同材のオークで製作しました。
既存の枠ごと外してしまい、新しく取り付けます。
家具以外でも沢山のこと提案、製作させているのですが、空間を作る上では大事なピースの一つとなります。
ここ最近の製作の全てをつぎ込んでいるK邸の家具。
昨年の12月に入居前に改修したいとご相談を受け、設計。
製作も後半にさしかかってきました。
リフォームは以前からやりたかったことのひとつで、家具だけでは伝えきれないことも空間だから表現できることが多いです。
やりたい。やりたいと言っていれば、誰かが見つけてくれて優しい人が注文をくれて。。ありがたいです。
調子にのって言うと、新築の内装もやりたいし、オーダーキッチンもそろそろやりたい。また店舗の空間作りも一からやりたいです。
今回はオーダー家具だけでなく、壁の施工。照明や他のもののコーディネートもさせていただいております。
リフォーム会社ではなく、家具屋のクオリティで作ると言うことに熱を込めていますし、パッとした見た目ではなく、暮らしを豊にするにはどうしたら良いのかを考えています。
江東区M邸に壁面収納と食器棚を納品させていただきました。
壁面収納はショールームに展示している壁面収納と同タイプを製作。
チェリーの無垢材を使用した扉。本体は突板で取手には真鍮の特注取手を使用しています。
三方を壁と天井に囲まれた場所にぴったりと入るように設計、製作しました。
扉のチェリーは、何枚も在庫しているチェリー材の中から色味、木目を選びました。
食器棚はウォールナットせ製作。
取手と天板はブラックで製作。ウォールナットとブラックはとても良い組み合わせだと思います。
ブラックの天板はデクトンのセラミックストーンにて製作。板の厚みを薄くシャープな印象にしています。
ブラックの天板の場合は、質感はセラミックストーンが一番好みです。強度も充分あります。
少しラグジュアリーな感じでしたら、水晶の入ったクォーツストーンも良いかと思います。
先日、デクトンの営業さんにショールームに来ていただき、セラミックストーンの説明を受け、より魅了句的な素材だと思いました。
近いうちにショールームにもセラミックストーンを使用した家具を展示し、直接ご覧いただける機会を作りたいと思います。
横浜市T邸にリビングボードの納品に行ってきました。
壁一面に設置したリビングボード。
幅は4900ミリと大きなサイズ。引き戸と開き扉の組み合わせになっています。
大量の書籍を収納でき圧迫感の出ないように設計。
天板の上は飾り棚の高さに丁度いいのでお気に入りのものを飾っていただくのにぴったりの場所だと思います。
T様から”元からここにあったみたい”というお言葉をお聞きし、オーダー家具ならではの醍醐味を感じました。
打ち合わせの合間に行ってこれました。
近くを通ることはしょっちゅうなのですが、なかなか時間が取れず。
初めて伺ってきました。
隈研吾さん設計の美術館。ファサードの格子状に貼られた竹は近くから見ても圧巻で、想像以上に中の展示の仕方、見せ方の巧さに心惹かれてしまいました。
展示品も素晴らしいのですが、展示室の空間そのものが神聖なキリッとした見せ方をしていて、そこにいるとあたかも特別なところに居るんだという錯覚をしてしまいます。
束の間のひとときでしたが、小旅行に行ったような感じを味わえました。
6台分のベンチを製作。
座面は本革。革は一枚、半身といった状態での購入になります。
ベンチの大きさですと、1台あたり半身分使用。天然素材であり座面の大きさゆえ革の個性もあります。
扉などではたまに見かけますが、胴つき部分を馬乗りという技法で組み立てました。
キリ面同士の重なりがすっきりとした仕上げです。
ずっと先だと思っていた2020年。
年末のバタバタした感じから正月を挟んで、そのまま新年に投げ出されてしまったようで実感のないまま突入してしまいました。
個人的には2020の数字の並びと見た目が好きで、書いていて気持ちが良いし、なんならしばらく2020年が続いてくれないかなとさえ思ったりしています。
僕たちの仕事は全てオーダーを受けてから製作をしています。
ずっと先まで予約が埋まっているような人気の家具屋ではありませんが、去年は絶え間なくご注文をいただき、たくさんの家具を製作しました。
都心でないにも関わらず、ご注文いただく多くのお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。
今年はどんな注文がくるのか、ドキドキ、ワクワクしながら設計と製作に向き合いたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします!
2019年を振り返ると、個人邸の家具はもちろん、高尾駅の飲食店ランタンの設計と製作に携わらせてもらったのが大きかったです。
以前からやってみたかった店舗の設計。自分がどこまでやれるかという良い経験と自信につながりました。味も含め良いお店だと思います。予約をしないと入りづらくなっていますので予約の上、足を運んでいただけたらと思います。
そして2020年。一発目は4000ミリ×1100ミリという今まで製作したことがない大きなテーブルの製作が控えています。
また、店舗の内装と同じくらいやってみたいリノベーション。
順調に行けば2020年に施工をさせていただく予定です。
木だけではなく、クロスやタイル。トータルでの素材の提案。
ワクワクする仕事です。
春夏と秋冬、年二回の恒例となっているウォルデンのスタッフウエアを製作しました。
家具の製作と同じくらい力を入れて、本気で作っています。
今年は刺繍で製作、すでに工房と現場で愛用しています。
わかる人にはわかるかもしれませんが、世の中の流れをを取り入れています。
デザイナーの方なら当たり前にやっていることですが、そのまま文字を並べただけではバランスが悪く、文字間を調整。
今年は新しくフリースで製作。jerzeesのボディを仕様しています。
軽くてアームホールが広いので、とても調子が良いです。
普段でも着たいくらい気に入っています。
スウェットはユナイテッドアスレのヘヴィーウエイトのボディを使用。
去年作ったものより生地が厚く暖かい。リブも長いくてこちらもお気に入り。
刺繍は高尾ビールとキャップを作った時にお世話になった八王子の刺繍屋ユーエスにお願いしました。
https://www.us-tokyo.com/
お世話になっている大工さんからの依頼で少し変わった本棚を製作しました。
左右がRになった形状で収納部分は無垢材。そのほかはシナ合板でクロス巻き込になります。
Rの加工は最初に勤めていた会社で何回かやっていますが縦方向のR(煙突曲げ)は初めてやりました。苦戦をするのかと思いましたが意外とさくっと作れました。
合板の部分にはfallow&ballsのクロスを貼り、袖壁の間にはソファがはまるそうです。
たまにはこういう形の製作も面白いです。
以前食器棚とCD収納を納品させていただいたH邸にテレビボードと玄関収納を納品してきました。
テレビボードが、AV機器のサイズを元に、ご主人が設計していただいた図面をどのような形にするかを検証しながら製作を進めました。
背面も使用できる両面使いとなっています。
各収納物に合わせて設計したので、サイズもぴったりです。
玄関収納は3箇所に分けて設置しました。
ハンガーパイプを設置したり使い勝手も考えられた仕様になっています。
スタッフが自分用に仕事の合間をぬって製作したローテーブル。
脚は四方転びになっていて、ボルトで外せコンパクトになるようになっています。
良く出来ていて、シンプルですがスマートすぎない、少し温かみのある形になったと思います。
スタッフが誰もいない朝の工房。
日中の機械が回るめまぐるしさと違い、とても静かで最近の朝の冷たい空気もあいまってとても神聖であり、何かが始まる瞬間がしてワクワクしてしまいます。
ウォルデンの家具作りは効率化を優先した分業制などでは全くなく、一人のスタッフが最初から完成(塗装まで)まで行うようにしています。
塗装は重なった場合、一緒に塗装してしまうこともありますが、製作から多くの場合は作ったスタッフが塗装、納品までを行うようにしています。
個人邸の家具が多いので、その先の依頼主が見える仕事であってほしいし。作った家具がどのような方に、どんな場所でどんな使われ方をするかを実際に見てほしいという気持ちがあります。
スタッフたちが製作してくれる家具は安心して任せられるので、僕は図面の説明とアドバイスをするくらいで、図面の作成と見積もりのないときは僕も家具の製作をしています。
スタッフたちに比べて製作時間の短い僕にとっては、家具作りは戦いです。
何との戦い?自分?よくわからないのですが戦っています。
良い職人とは何か、以前、大先輩の職人さんが言っていたのですが、それは”綺麗に早く作るのがいい職人だ”と
何年も家具を作っていますが、以前に比べて作るスピードもまた早くなった気がしています。
製作に集中できるのもスタッフのおかげです。