横浜のクリニックのカウンターを製作しています。
オークのルーバー。色の個体差が良い感じ。
家具作りをしている人だったら分かると思うのですが、ちょっとした手間の詰まった加工をしています。
ウォルデンは、個人邸の家具を作ることがほとんどですが、これはお世話になっている設計士さんからの依頼です。
横浜のクリニックのカウンターを製作しています。
オークのルーバー。色の個体差が良い感じ。
家具作りをしている人だったら分かると思うのですが、ちょっとした手間の詰まった加工をしています。
ウォルデンは、個人邸の家具を作ることがほとんどですが、これはお世話になっている設計士さんからの依頼です。
以前テレビボードを納品させていただいたH邸に鏡の納品に行ってきました。
枠は細いウォールナットを回し、壁掛け仕様にしています。
全体が見える大きな姿見になりました。
納品したテレビボードの引き出しの調子が悪いとのことで、レールが届き次第、改めて交換にお伺いする予定です。
新築のお家に引っ越しに合わせてデスクと作業台を納品しました。
ご依頼主は、ハンコ作家の羅久井ハナさん。
一点一点手彫りでハンコを削っている羅久井さんの作業スペースになります。
日本全国だけでなく海外からのご注文も多いとのこと。ここで作られたハンコが海を渡って遠くの知らない街の誰かに届けられるなんて、製作させていただいている僕らにとっても、夢のある仕事でした。
作業台にはカッターマットを乗せてここで削り出されます。
小さな引き出しとペン立ても設置。
ショールールまでお越しいただき、台の角度や高さを熟考しました。
羅久井さんの作品は夢とユーモアに溢れています。
是非その世界観をご覧ください。
昨日、表参道のジャイルのvisvimで行われていたsubsequence magazineの最新号ののレセプションに友人に誘われて行ってきました。
民芸や生き方に焦点をあてた雑誌は大好物で、気になっていた僕の地元浜松の染色家、山内武志さん暖簾を直接見ることができて興奮してしまいました。
僕が高校生の頃は、インターネットなんてなくて、世の中の情報はテレビが雑誌が全てでした。用もないのに本屋に寄って帰って雑誌を丸読みするのなんかはしょっちゅうで、subsequenceを読んで、興味があるのにまだまだ知らない物や事があるんだなって実感しました。ワクワクする1冊です。
その後は国分寺でお世話になっている人たちとスペイン料理をいただきました。
素敵な一日でした。
壁面収納の納品と合わせて設置させていただいた、カウンター下の収納。
チェリーの無垢材で製作しています。
框の引き戸の中も 無垢材を薄く削って接ぎ合せました。
シンプルな形状ですが、バランスや素材選びなど慎重に考慮して設計と製作を進めました。
繊細で、魅力的な愛おしい家具になりました。
ウォールナット材でショーケースを製作しています。
木部の製作がおおよそ完了。
ガラスは通常のガラスではなく、美術館で使用される特殊な高透過ガラスを使います。
びっくりするお値段のガラスで、ガラスの納期も1ヶ月。緊張感のある作業が続きます。
注文をしていたウォールナット材が届きました。
海外挽き(海外で製材された材)を使用していましたが、品質のムラが大きいので今回は国内挽きのウォールナットにしました。
色味を合わせるためウォルデンでは、バンドル(一山)で購入しています。
木材の量はリュウベという1立方メートル単位で計算するのですが、写真の今回の分で1.3リュウベほど。
荒材で来るため、木目や色味が見えるように、一旦、片面を削って材料置き場に置いています。
ウォールナットの価格はどんどん高くなってきて、良材の確保が大変なのです。
普段は建材として使用されるOSB合板。今回は、什器として制作しました。
DIYにも使用される材料なので間違った使い方をしてしまうと手作り感が出てしまいます。
接合部は留(45度)で組み立てました。シャープな印象になったと思います。
DIYブーム以降、ラーチ合板やラワン合板などの建材が家具に使用される事例が多く見られるようになりました。
個人的には、住宅の家具には使用することは考えていませんが、ショップや飲食店にアクセントとして取り入れるのは面白いかなと思っています。
内装の設計、施工をさせていただいているランタン高尾。
造作家具の設置はおおよそ完了。これからレイアウトや照明の調整に入ります。
窓から見えるのは高尾駅。
高尾の魅力は何と言っても高尾山です。
内装にのお話をいただいた時、一番はじめに出てきたキーワードは山小屋でした。
高尾山は低山のため山小屋らしい山小屋はありませんが、高尾の街に山小屋があったらどんな感じだろう。というのは常に頭に置いてデザインを考えました。
山小屋は通過地点で登山者の疲れをいやす場所。ご飯が食べれたり、集う人たちの交流の場所であったり、暖をとったりする場所です。
まさに今回のお店にぴったりではないかと思いました。
イメージしたのは、北米の山小屋です。
それから何年も前に行ったしらびそ小屋の事を思い出しました。
ほとんど忘れかけていたのですが、冬の日、小屋に泊まった時、前の日までは降っていなかった雪が、朝起きるとあたり一面が銀世界になっていてとても美しかった記憶があります。
ランタンも広い場所ではありませんし、しらびそ小屋もこじんまりとした大きさでアットホームな感じだったような。そんなエッセンスを取り入れています。
8/20〜8/25まで夏季休暇をいただきます。
上記期間中も、お問い合わせ大歓迎です。メールフォームよりご連絡ください。
返信は8/26以降となります。
先日、土曜日のこと。
今年も町内の山車の休憩所がウォルデンの駐車場でした。
毎年、無許可で休憩所として利用されるのですが、町内のお祭りにとっては毎年のことで当たり前の事。お祭りの方が先輩ですし、潔さが気持ちいいです。
この時期の風物詩として、僕自身も楽しんでいます。
ランタン高尾の内装で使用させていただいたオークの有効ボードの切り落とし。
色味と形がチーズみたい。
ウォルデンで初めて内装デザインからさせていただいているランタン高尾。
高尾は世界一の登山者数を誇るあるポテンシャルの高い場所です。
都心からの距離感。緑の多さ。そのバランスがとても良い。
同年代で面白いことをやっている人もいますが、全体としては魅力的な場所が、まだまだ少なく感じます。
高尾ビールの池田さんから内装の相談を受けた時、高尾の中心(発信地)となるお店を作りたいと思い空間を考えました。
これから工事は終盤へ。ラストスパートです。
世田谷区H邸に壁面収納の納品に行ってきました。
お部屋の建具に合わせ、メープルにて製作。扉には無垢材を使用しました。
中央は奥行きの深いデッキを収納するため、奥行きを550ミリにて製作しました。エアコンを避けた形で、右はリビングの開き戸に干渉しないスペースを設けています。
高尾駅北口から目と鼻の先の位置に、高尾ビールとミハラキッチンの共同飲食店ランタンが9月にオープン予定です。
普段からお世話になっている高尾ビールさん。
何度か通っている高尾の名店ミハラキッチンさん。
その新しいお店のデザインと施工、コーディネートをさせて頂いてます。
ペンキ塗りはDIYでの施主施工。
僕達だけでなく、誰かにとって特別な場所になってくれればと思っています。
来月から本工事に入ります。
ショールームの前に無料の工作用木材の箱を置きました。
思い返すと自分の意思で作った初めての木工は、実家の隣の大工さんの所に落ちていた木で作った小さな舟でした。
今から考えると明らかにゴミ置き場の端材だったのですが、こっそ持ってかえって削って舟にしました。
マブチの水中モーターを付けお風呂に浮かせたのですが、細長かったためすぐに転覆してしまったのが思い出です。
夏休みの工作用に、DIYに是非!
6月7日(金)発売の宝島社、大人のおしゃれ手帖にオーダー家具の製作例を記載頂きました。
是非、お手に取ってください。
今年もスタッフTシャツを作りました。
木工関連の仕事をしている人にはおなじみの某工具メーカーのロゴをサンプリングしました。
スタッフ全員がMAK○TAの工具を愛用していることや、実質剛健な道具づくりロゴのかっこよさなどのリスペクトを込めて。
ウォルデンでは、自分たちで着る作業着を毎年作っています。
デザインを考え、一からデータを作り、シルク版を注文。自分たちで刷っています。
遊びではなく本気で取り組み楽しんでいます。
豆知識ですが、本家のロゴは車や時計のデザイナーとして有名なジウジアーロ。イタリアのデザイナーです。
身近な所にもデザインが転がっているいるんです。
ほんの少しレイアウトを変えました。
毎日見ている所なので見慣れてしまった場所ですが、整理をしてレイアウトを変えて全体を眺めたとき、ここは僕にとって特別な空間なんだということを思い出しました。
ここを借りた時は、ボロボロでお化け屋敷みたいな所だったのですが、高い天井、むき出しの梁を見て建物の力強さを感じ、間違えなければきっと素晴らしい空間になるんじゃないかと思いセルフリノベーションをしました。
僕自身は物が好きなのですが、豊かさは物からコトへ。精神的なことや日常に変わってきている気がします。
独立した当初はカッコいい物を作ろう、お客様の求めている物を作ろうと思っていました。今僕が目指している所は、ワクワクやドキドキ、安らぎや気持ちよさを感じる場所を作る事です。
物より空間。空間より生活。人が暮らす場所を作るのですから。
額縁のご依頼を頂いたついでに、所有していた絵の額装をしました。
僕の大好きなアーティストの作品です。
ノウハウが付いた事もあり、今まで断っていた額縁の製作を始めたいと思います。
額縁はひとまずは、1型から。A3サイズの額装で30,000円〜が目安になります。
お気軽にご相談ください。
川口市のM社にRカウンターを納品させて頂きました。
もともと使用していたRの什器を使用し、台輪と天板を新たに製作し直しました。
基本的に既製品の改良はお断りさせて頂いているのですが、M社様には何度かオーダー家具を注文頂いた経緯と、M社様の開業時にお世話になった方からもらった思い出の物ということもありお受けさせて頂きました。
改良を施し場合は、新たにオーダー家具を製作するより高価になってしまうことが多いです。
生まれ変わった家具を見て頂き、とても喜んで頂けました。
元は、このような形の什器でした。
次の現場までの時間が余っていたので、現場の近くだった日本民藝館に寄ってきました。
民藝の面白さは、河井寛次郎やバーナードリーチらの作品に混じって名も無い作家が作った日用品が同等に並べられている事です。
どれも古い物なのですが、一方向ではなく多方向から物を見て、その魅力を紹介していることがとても興味深いです。
僕自身、古いものを集める事が好きなのですが、ただ古ければ良いなんて全く思いません。やっぱり見てひっかかる物は、当時もなかなかの熱量を込めて作られた物だと思います。
あと、アート作品や日用品にも言える事だと思いますが、その作品がどのように見えるかを考えて作られている事が大事だと思います。
どのように見えるかを考えて作られたものと、何となく作りたいものを作るとの差は限りなく大きいと思います。何となくでも良い物を作る人は経験や潜在的にその才能があるのかもしれません。
アウトサイダーアートや、一部の孤高の画家の作品は別ですが、著名な現代アートの多くは着地点がはっきりとしているななど、いろいろと考えてしまいました。
姿見サイズのミラーを製作しました。
ミラーの製作が続いたこともあって、オリジナルでもミラーを製作しました。
アンティークのような雰囲気のある額縁タイプにて製作。
細部は作りながら考えています。
設計と製作が直結しているからこそ出来る事だと思います。
イメージ通りの形になりました。
結婚式場に納品するウォールナットの木箱を製作しました。
8個、重なるように脚を付けています。
普段は、小物の製作は行っておりませんが、まとまった数があれば製作可能です。
リピートでのご注文で、前回は大小10セットの飾り台を製作しました。
今回は、どのような使われ方をするのでしょうか?
今年の休暇は、行った事の無い所に行ってみたいと思い和歌山に行ってきました。近くて遠いと聞いていましたが、話の通りそこそのの距離の移動となりました。
県の多くが山ということもあって、山岳信仰、自然の魅力を肌で感じる事が出来ました。
車での移動だったので、その後は近畿や四国、中国地方の魅力的な場所を回ってきました。たくさんの所をみてまわったのですが、
特に印象的なショップを一カ所あげるとすると信楽のnota shopです。
古い木造の建物を改装した器や古道具のお店。
床の人造大理石のようなホワイトの床が、木組みの天井とのコントランスをひきたてていました。
信楽という焼き物では有名ですが、地方でお店をやると言う事。
東京でも西のはずれの八王子という地方都市のような所で家具のショールームと工房を設ける僕のところとも通じる部分が多く、とても刺激をもらいました。
4/25(木)〜5/2(木)までお休みを頂きます。
お問い合わせはメールフォームにてお気軽にご連絡ください。
お返事は、5/3以降になります。よろしくおねがいいたします。
框の中にタイルを貼った天板。食器棚のワークトップになります。
石やステンレスに比べ、デメリットも多くありますが、なんと言ってもこの表情はタイルならでは。
アラビックタイルを貼ったのは初めてですが、清潔感のある印象になりました。
目地も汚れにくい目地材を使用しています。
先日ダブルベッドを納品させて頂いたT邸に追加で注文頂いたミラーを納品してきました。
高さ1900と大きいサイズ。形状はアンティークミラーを参考にさせて頂きました。
素材の表面にはラフカットのテクスチャーを付けています。
ショールームにもサンプルが置いてあるのですが、この仕上げをご注文頂いたのは初めて。
加工方法は企業秘密です。
都内保育園に棚や柵などたくさんの家具を納品してきました。
全部で10点ほど。現場はまだまだ進行中ですが、家具の方は一旦終了。
2月3月は、毎年バタバタしていたのですが、こんなに穏やかな3月は何年ぶりだろう。
段取りもそうだし、僕が図面だけでなく製作に入れる時間が多いのも良いのかな。
もちろんスタッフのおかげでもあります。
府中市Y邸に引き出し収納と飾り棚の納品に行ってきました。
既存のテレビボードを囲むように製作。
初めは淡い色のチェリーですが、時間とともに深い飴色に変わって行きます。
木材の中でもとりわけ経年変化の早い素材です。
飾り棚は壁いっぱいに設置しました。
個人邸のダイニングに設置する幅3000ミリ奥行1000ミリのテーブルを製作。
逆さまにして組み立てました。素材は、オークの集成材。
2人では持ち上げられない重量級です。
こんなに大きなテーブルを作ったのは久しぶり、気合いも入ったし、何より作っていて楽しく、天板と脚の接合が留(45度)というのもポイント高いです
残る問題はお家への搬入。4人で運べるかどうか。。
工房では、他にも沢山の家具の製作が進んでいます。
3月は納品ラッシュになりそうです。
中野区G邸に納品したカウンター下収納。
ナイン・マンス建築設計事務所さんからご紹介頂き製作、取り付けを行いました。
一体では搬入不可(階段が回れない)だったため、現場で組めるように特殊な加工をして、一旦バラバラにしてから搬入しました。
上段はキッチンのカウンターに合わせた奥行の狭い引き出しで、下段は引き戸になっています。
引き戸の手掛けは、オリジナルデザイン。最近の引き戸がある案件ではよく使用させて頂いてます。
静かに主張してくれるお気に入りポイントです。