デザインと設計
デザインについて。
僕はどこかでデザインを学んだ訳ではなくて、独立して初めて設計を始めました。
ウォルデンでは、基本的にデザイン(設計)から製作、納品まで全てを行っています。
デザインとは何?という議論がよくあるのか分かりませんが、
設計側になって僕の考える所のデザインは、選択だと思っています。
まず、家だったら壁と屋根があって、、といったような制約があります。
その制約を加味した上でいくつかの要素を選択をして行くのがデザインだと思います。
デザインをしている上で注意しているのが、洗練されているかどうか。
家具自体は10年20年50年もったとして、デザインもその時代、時代にフィットしてほしいなと考えています。
シンプルな物は飽きがこなく、長く愛されるのでは無いか。
主に木を使った家具を作っているので、木目の力強さや暖かみが、味付けをしてくれて、シンプルでも素っ気無い物にならないのが良い所です。
もう一点注意しているのが、おおらかさ。空間にそれが置かれる事によって、視覚的に窮屈さを感じないか。
ゆとりのある空間になるかということを考えています。
そんなことを物作りに反映させていきたいです。