フラットバー。
天板の心材(内部)に仕込むフラットバーです。
なぜ、そんなことをするかというと、天板の強度を出すためです。
(他にも天板を2プライにしたり、ハニカムコアを入れたり、
可能な限り対策をとっています。)
waldenでは、何回か天板にフラットバーを組み込んだ加工をしています。
(中に仕込んでいる為、上からも下からも見えません。)
例えば、K邸のテレビボードの天板にも。
オープンスペースには、デッキを横に2台、並べる広さがあります。
通常の場合、天板がたわまないように、
中央に1本仕切りを入れるのですが、
見栄えが悪いし、ケーブルの取り回しにも邪魔だろうと思い
取り払いました。
その分、天板には、強度をだしました。
(製作の途中、試しに乗ってみても、ほぼ、たわみませんでした)
最近のテレビは、大型化に伴い、重量もかなりのものです。
他の家具やさんは、そのようなことをやっているのか分かりませんが
予測と対策は、必要です。
いくら、かっこいい家具だとしても
たわんでしまったら、台無しだと思います。
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