メープルのテレビボードの納品





南千住のK邸に、メープルのテレビボードの納品に行ってきました。

設置自体は、昨日のお昼過ぎに完了していました。タイル工事が入るので、昨日は家具を養生し、タイル工事が終わった今日、改めて養生の引き上げと家具の取り扱いの説明にお伺いしました。
メープルの厚突きを使用した、テレビボード。開き扉は全てプッシュオープンです。
通常、プッシュオープン扉や、取っ手のついた扉は天板と扉の隙間を、3ミリくらいに設定します。
今回は、メープルという、色が明るめの素材を使用しているのでなるべく家具が軽く見えるようにと思い隙間を9ミリに設定しています。

天板と扉の隙間が詰まっていると、全体が平面的で重い印象になります。

9ミリのスリットを付ける事によって家具に奥行きと少しの軽快さが、生まれたと思っています。3ミリと9ミリでは、視覚的にかなり違うのです。

今回は、先に本体を作成し、バランスや雰囲気を検討し扉の高さを決めました。
日々の製作にも、疑問を持つ事が大切だと思います。

以前にもブログに書きましたが僕の書いた図面は、外寸や必要寸法など、全体のおおまかな部分しか数字を記入していない場合があります。
書かれていない細部には、可能性が潜んでいるかもしれません。

※見積もりは、無料です。
※ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

明日は、納品

明日は、南千住に納品です。
僕の作る家具は、置いて終わり。という家具は、ほとんどなく
設置場所での取り付け作業が待っています。
8割は、工房での家具作り。
2割は、現地にて取り付け作業といったところでしょうか。
今月は、毎週のように、新規の家具の打ち合せがありました。
既に、決まった仕事もありますが
全ての図面と見積もりを提出させて頂いて、ほっとしています。
用途やスペースを埋めるだけの家具の設計なら、難しくないのですが、、
生活の一部となる家具だけあって、
暮らしに寄り添う設計をしていきたいと思っています。

ジャン・プルーヴェ

予約をしていた本が届きました。
とても良い内容。
プルーヴェの家具の全体像だけでなく
ディテールにフォーカスした写真も多く、見応えたっぷりです。
手に取り易い大きさと、紙の質感も良いですね。

ウレタン塗装

H邸の壁面収納の塗装が完了。
ウレタン塗装です。
家具の塗装には、素材にあった塗装が必要で
突板の家具には、基本的にウレタン塗装を施します。
突板は、表面の無垢部分が薄いため
素材を保護する必要があるからです。
(水や汚れにも強いです)
無垢の家具でしたら、オイルの選択もあります。
塗装もいろいろで、オイル仕上げのような、ウレタン塗装だったり
ウレタン仕上げのような、オイル塗装だったり。
日々、勉強です。
それにしても、塗装した素材は
みずみずしく、いきいきと見えます。
人と同じかもしれません。
のどが渇いたときに飲む水(ビールでもいいけど)みたいに
”生き返った〜”って感覚に近いかも。
とにかく、無垢や突き板の家具を作る上で
塗装を重要な作業のひとつなのです。

泣き相撲

あいにくの天気でしたが
楽しみにしていた行事に行ってきました。

ノイは、やっぱり泣きました。
中には、ずっと寝ている強者赤ちゃんもいました。

家具の裏側

H邸壁面収納の配線に、電気屋さんが来てくれました。

家具の裏側には、ケーブルが張り巡らされています。
電気屋さん”代金はいいよ”って。
”その代わり、俺んとこの木工事あったらお願いね”って。
とても、お世話になっています。
ついでに接続パーツまで頂いて。

図面を書いたり、家具を作ったりするのは僕ひとりですが
いろんな人の手を借りて家具が完成します。
僕が若造だからか、皆さん親切にいろいろと教えてくれます。
今日は、一気に製作が進みました。
来週のはじめには、塗装に入れそうです。

壁面収納、製作中

H邸のチェリーの壁面収納。
本体の組み立てが完了。
本体の高さが2500ミリあります。
配線や扉の加工が多くあるので、まだ少し、かかりそうですね。

お昼休み

先日の昼休み。
早いもので、ノイが産まれて9ヶ月。
ハイハイならぬ、ホフクゼンシンで、家の中を動き回ってます。
全力なので、早いです。

メープルのテレビボード

K邸、メープルのテレビボードが完成しました。幅は4メートルを超えます。
メープル。とても美しい素材です。
触るのも、ためらうくらい。

チェリー×ウォールナット


間もなく、2種類の異なる素材を使った収納家具の製作に入ります。
僕としても、始めての試み。
どんな家具になるかは、お楽しみに。

製作、ときどき図面



図面を書きながら。。聴きながら。。
書き始めたら、そこそこ早いのですが、
考えるのに時間がかかります。
デザイン、構造、収納サイズ、強度、、

テレビボードの製作

K邸のテレビボード。

本体が組み上がりました。
場所が無いので事務所に設置です。
幅は4メートル超え。壁と壁の間にぴったりの予定です。
天板や扉、引き出しなどは、これから製作。
こちらも天板の芯の一部に、鉄のフラットバーを入れて
補強をします。

赤白

H邸の壁面収納。
赤い部分は、チェリー。白い部分は、シナの塗装材です。
上下逆さまですが、組み立てた様子。
シナ部分は、チェリーの扉が付きます。
オープンと、扉とが互い違いになるデザインです。

天板の下地

H邸の壁面収納。
天板の下地を組み立てています。

芯に鉄のフラットバーを取り付けています。
テレビの重さで、天板がたわまないように。
効果は予想通りでした。
応用できるので、今まで出来なかったことが、可能になったり
デザインの幅が広がりそうです。
家具に使う素材は、なにも木ばかりではありません。

today


1:38 t.r.o.y
サンプリングされた曲も素晴らしいですが、オリジナルもいいですね。

メープル

K邸のテレビボードの製作が始まりました。

メープル。
淡い乳白色で、上品な素材です。
特に女性に人気がありますね。
無垢材を薄くスライスし、合板に貼り合わせた突き板という
素材で製作します。
メープルの場合、waldenでは
無垢材部分の厚い厚突きを使用します。
メープルは色が薄いため、通常の突き板では
うっすら下地が透けてしまいます。
(下地の合板を白く塗っても雰囲気が劣ります)
厚突きの場合は、全くそんなことがなく
無垢材に近いメープルの雰囲気が味わえます。
家具屋さんなどでも、たまに、うっすら下地の透けている
メープルを見つけたりしますが
それでは、メープルの魅力が台無しです。
気にならない人にとっては、気にならないのかもしれませんが
どうも気になってしまいます。
以前納品したメープル壁面収納

うれしいメール

先日納品したI様より、嬉しいメールを頂いたのでご紹介。
”すっかり家の雰囲気が変わって
しみじみ、お願いして良かったなあと嬉しく思っています。”
とても嬉しいです。注文家具屋って良い仕事ですね。
別のお客様から、ビフォアーの写真を撮っておいた方が良いよ
と言われたのですが、今回も忘れてしまいました。
納品の時は、なかなか、そこまで余裕がないですね。

ベルト交換

工房の中でも一番大きな機械。パネルソー。
最近、機械の調子が悪くて、メーカーに問い合わせた所
”ベルトを交換した方が良いね”とのこと
”左の大きなパネルを外せば、簡単だよ”って言っていたので、
自分で交換してみました。
機械の調子も良くなって、音も以前より静かに。
1988年製の機械ですが、まだまだ活躍してもらいます。
今は8尺(2400ミリ)の高さまで切れますが
いずれは、10尺(3000ミリ)のタイプがを導入したいです。