先日納品のテーブルの高さ調整に行ってきました。
天板が椅子のアーム当たらないように、高さを調整。
あらかじめ、脚の裏にアジャスターを仕込んでいたので、
レーザーでレベルをみつつ、すぐに完了。
ウォールナットで統一され、落ち着いた品のある雰囲気になっていました。
Monthly Archives: 7月 2014
オークの本棚。
港区N邸に本棚の納品に行ってきました。
基本のデザインは、N様から頂いた図案を参考に、
イメージを崩さないよう設計、製作しました。
右下のオープンスペースには、テーブルが入る予定です。
本棚は、テーブルに合わせオークの突板(ウレタンクリア)です。
N様からご指摘頂いたのですが、本体上部の隙間(コーキング)が
やや広くなっています。
私の設計に詰めの甘さがあったのではないかと反省しています。
家具を天井と床や、壁と壁ぴったりに作る場合は、逃げ(後処理の隙間)を作ります。
幅、ぴったりに作ると、家具は、入りません。
壁や、天井をこすると、簡単にクロスは破れ、床を傷つけてしまったりもします。
また、意外と知られていませんが、壁や床は、まっすぐではありません。
不良物件と言う訳ではなく、許容範囲と言うことで建設されています。
もう4,5ミリ攻めた方が良かったのかと反省しています。
それなりのリスクが伴うので、いつも頭を悩ませています。
ウォールナットの耳付きダイニングテーブル。
世田谷区のY邸にソファと同時にダイニングテーブルも
納品させて頂きました。
天板は、耳付きウォールナットの厚材。
いわゆる1枚板ではなく、2枚を接ぎ合わせています。
共木(同じ丸太)の2枚なので、木目、色味が近く
接ぎ目は、分かりません。
また、2枚接ぎならではのメリットもあります。
天板は、幅が2900。奥行きが900以上と大きなサイズ。
1枚板ですと、この大きさの場合かなり高価になります。
形も少々いびつかもしれません。
2枚接ぎの場合は、ある程度、幅を揃える事が出来るので
野暮ったさが無く、重厚ながら、モダンな印象に仕上がったと思います。
脚も極力、シンプルな形にしました。
シンプルだからこそバランスが重要で、
1/10の模型をもとに、Y様と何度も相談しながら
全体のバランスを決めました。
1枚板のダイニングテーブルや、耳付きのダイニングテーブルを
お探しのお客様には、専門の材木屋さんをご案内しますので、お気軽にご相談ください。
一生物のダイニングテーブルになったのではないかと思います。
Y様には、ソファとも、とても気に入って頂きました。
ウォールナットのソファ。
世田谷区Y邸にオーダーソファの納品に行ってきました。
ウォールナットの厚材を額縁状に組んだフレーム。
フレームには、ゆるやかなR。脚には、丸みをもたせ
直線的な中にも柔らかさが出るように考えました。
背面のクッションを外せば、ゆったりと横になる事も出来ます。
ダイニングに使用ということで、通常より高さがあります。
同時に納品したダイニングテーブルとも、すっと馴染んでいました。