1/1の大きさでRの大きさについて考察しています。
設計において、感覚的に何かを作るということはあまりなくて、今までの経験や時に立ち止まって考えるという作業をとても大切にしています。
なんとなく進めたものよりも、取捨選択して進めた物の方が説得力があると感じるからです。
ミッドセンチュリーと呼ばれる、1950年から1960年くらいに名作が多い(日本人だと柳宗理さんや剣持勇さんなど)のはデザイナー自身の手で紙や発泡スチロールを削ってモックアップを作り、時には極限まで削ぎ落としたデザインであったからだと思います。
それらの作品には手の痕跡が残り、作品の魅力になるのではないでしょうか。