世田谷区O邸の寝室にワードローブを納品しました。
ラタン引き戸の大容量のワードローブ。幅は全体で3100ミリあります。
以前製作をさせていただいた港区Y邸のワードローブをHPで見ていただいてのご相談でした。
Y邸のワードローブは塗装仕上げだったのに対して、O邸のワードローブはオークの木材をメインにした仕上げです。
木枠を繊細に見えるように加工し、ラタンも目の詰まったものを使用しています。
また、引き戸をスライドさせると服がラタンに引っかかってしまう事があります。
そういったことがないように、見えないところですが、黒に塗装したパンチングメタルをラタンの裏に添えています。
今、やりたい事のひとつとして、佇まいあるの装飾を考えています。
個人の考えとしては、家具に装飾は必要がないと思っています。
ただ、ミニマルすぎるのも物足りない。素材が生きて生活の邪魔にならないものであれば、それはきっとオリジナルになると思います。
これからも静かな挑戦を続けていきたいと思います。