長い時間をかけ製作を進めてきたオリジナルチェアが間もなく完成します。

本気で木と向き合い、椅子と向き合い、何かの真似ではないウォルデンの椅子を作ろうと進めてきました。

 

今まで世の中にいっぱい椅子がある中で、椅子を作る意味ってなんだろうとずっと考えていました。

残っている古い椅子の多くは、北欧やアメリカ、フランスなどのミッドセンチュリーに活躍した

デザイナーの椅子か有名な企業の椅子だと思います。

現在も良い椅子を作るデザイナーもいますが、それらと奇をてらうことなく真っ向から勝負をしたい。

死んでからも残る物を作りたいという欲がでたのも正直なところです。

百年後にも残るデザインや形。そんな思いからこの椅子に”2118”という名前を付けました。

僕が生きている間に評価されるかわかりませんが、

名作椅子と並べても遜色の無い力強さを携えた椅子だと思います。

 

小さな家具工房なので発信力はありませんが、誰かのどこかに引っかかってくれれば嬉しいです。

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