

西東京市S邸にチェリーの食器棚を納品しました。
キッチンのリフォームに合わせての設置です。
天井に梁があり、本体と扉をそれに合わせて加工し、吊り戸棚の中段にオープン収納スペースを設けました。
天板は、天然の水晶を使用したクォーツストーンを使用。とても硬い素材です。
下台は引き出しとゴミ箱収納の組み合わせ。
事前にゴミ箱のサイズも伺っていたので、それに合わせてスペースを設けました。

ゴミ箱の上も引き出しとして有効利用するため、ゴミ箱は観音開きタイプです。
ピッタリと納まりました。
西東京市S邸にチェリーの食器棚を納品しました。
キッチンのリフォームに合わせての設置です。
天井に梁があり、本体と扉をそれに合わせて加工し、吊り戸棚の中段にオープン収納スペースを設けました。
天板は、天然の水晶を使用したクォーツストーンを使用。とても硬い素材です。
下台は引き出しとゴミ箱収納の組み合わせ。
事前にゴミ箱のサイズも伺っていたので、それに合わせてスペースを設けました。
ゴミ箱の上も引き出しとして有効利用するため、ゴミ箱は観音開きタイプです。
ピッタリと納まりました。
I邸のテレビボードが完成間近です。
ショールームのテレビボードと同じくオークでの制作。
テレビボードはフロートタイプ。テレビも壁掛けです。
今回使用されるテレビはかなり薄型のもの。(確か厚み2.5センチくらい)
壁掛け金具も特殊で額縁のように壁にぴったりと付く物でした。
配線の取り方などもリフォーム工事中の現場に伝えて、納まりを確認しています。
デイベッドの組み立て。丸のついた装置のような物は背もたれのクッションの部分です。
椅子の張りをお願いしているfujitake worksさんと相談をして形状を決めました。
生地で覆ってしまうと単純に見える形も、内部が複雑になっている場合もあります。
ウォールナットのデイベッドとオークのルーバーテレビボードを制作中です。
絵になるディテール。
自分たちの仕事用のTシャツをシルクプリントしている技術を活かして、高尾のお店の内装をさせていただいたミハラキッチンさんのスタッフ用Tシャツ作りのお手伝いをさせていただきました。
自分たちが着るTシャツを自分で作ったら面白いのではないかと思い、ミハラキッチンさんのスタッフにも協力をいただきました。
子供たちも参加して合計30枚くらい。ミハラさんのイメージでTシャツをデザイン。
みんな楽しんでもらえたようで、良かったです。
世田谷区W邸にキャスター付きのワゴンを納品しました。
以前にチェストを納品させていただいたW様。
チェストはカトラリー収納でしたが、今回は文房具を収納されます。
使用用途がはっきりとした家具です。
天板には、アイボリーのリノリウムを貼っています。
納品した直後からすっかり家の雰囲気に馴染んでいました。
納品後には、料理上手なW様のご飯をご馳走になり、楽しい時間を過ごさせていただきました。
この度はありがとうございました。
台風の日はショールームの部分が雨漏りするので、ブルーシートを敷きます。
もともとは、古い機織り工場。
天窓を埋めてしまえば解決しそうですが、天窓もこの建物の魅力。
築70年になるので、これからもメンテナンスしながら付き合っていきたいと思います。
つくば市A邸に吊り戸棚を納品しました。
L型のカウンターデスクは、2ヶ月ほど前に納品させていただいたものです。
チェリー集成材でできています。
今回そのカウンターの上に吊り戸棚を新しく製作させていただきました。
同じチェリー材を使用し、色を統一しています。開き扉には、耐震ラッチも取り付けました。
椅子は、以前お住まいの家の時に製作をさせていただきました。
以前はハイカウンターだったため、椅子の高さも高めでしたが、新しいカウンターの高さに合わせ椅子の脚をカットしました。
リピートでのご依頼、ありがとうございました。
ウォールナットで製作をしたCD収納。
4ハイ分の引き出しには、 CDを飾ることができます。
ガラスには、UVカットフィルムを貼りました。
引き出しはCDが入る奥行きに区切られており、大容量の収納になっています。
こちらの収納の上にオーディオを置かれるとのことです。
それもまた、良い雰囲気になると思います。
要望に応えつつ、どうやってウォルデンの家具らしさをだせるか、いつも挑戦です。
いくつかの家具が進行中です。
奥行きたっぷりのCD収納。
ラタンとオークの下駄箱の扉。下駄箱に通気性の良いラタンの扉を採用いただくことが多くなりました。
チェリーの吊り戸棚。奥に見えているショールームの家具もチェリーです。
チェリーは時間の経過とともに、色が濃くなります。
CD収納と吊り戸棚は共に茨城のお客様からのご依頼。
ラタンの扉は大田区のお客様からのご依頼。
最近は、高津区や世田谷区など、多摩川沿いのお客様からのご依頼が多い印象です。
今月は1週間に一度は、そちらの方に打ち合わせや納品などに行っています。
川崎市A邸にチェリーの壁面収納を納品しました。
今回の依頼はマンションのリフォームに合わせたご相談です。
扉はチェリーの無垢材。
幅は3300ミリ。木目がつながるように長い材から製材。扉を製作しました。
裏にはスチールの反り止めを埋め込んでいます。
取手は真鍮。特注で製作で、今回の家具のアクセントとして使用しました。
テレビの背面は墨クロ色の珪藻土で仕上げ。
マットな質感が、チェリーととても良い組み合わせです。
部屋全体のリフォームの設計は、上野達郎建築設計事務所の上野さん。
施工は矢田建設さんです。
今回は、リフォーム工事中に壁面収納とテレビの設置をさせていただきました。
A様にも喜んでいただき、家具の設計、製作の面白さを再確認しました。
オーダー家具と言っても、なかなか一般の方には、分かりにくいと思います
どこまで、オーダー出来るか?
どのくらい期間がかかるか?
どのくらい費用がかかるのか?
WALDEN(ウォルデン)では、なるべく分かり易くお伝え出来ればと思っております。
□ デザインや機能に関しては、ご相談頂ければ可能な限り対応致します。
(コレできるなかな?と思う事でもお気軽にご相談ください)
こちらからご提案させて頂くことも可能です。
□ 製作は、3週間から1ヶ月程度を要します。製作スケジュールにより納期は変動しますので、なるべく早めにご相談ください。
(新築マンションや戸建ての場合は、内覧会に同行させて頂き、引っ越し後すぐに取り付けと言う事も可能です)
□ 価格については、家具の大きさや素材、仕様によって変わってきます。
(オーダー家具、格安、半額を売りにしている所は、それほど安く無い事が多いのでご注意下さい)
□オークやチェリーを使用した場合の参考価格になります。
ウォールナットを使用する場合は、見積りより1.1倍の価格になります。
WALDENで製作しているオーダー家具の参考価格を掲載させて頂きます。
ちなみにWALDENでは、低価格を売りにしていません。
優れた素材とデザイン。機能性を重視したオーダー家具を、お客様にお届けしたいと思っております。
ルーバータイプ テレビボード(チェリー、オーク)奥行450ミリ
幅 1800ミリ 価格:440,000円(税抜き)
幅 2400ミリ 価格:480,000円(税抜き)
幅 3000ミリ 価格:520,000円(税抜き)
幅 3600ミリ 価格:600,000円(税抜き)
○引き出し変更の場合は1パイあたりプラス35,000円
○別途設置配送費が70,000円かかります。(関東近郊)
○上部吊り戸棚、飾り棚は含みません。テレビ台のみの価格です。
扉、本体共に突板の場合
幅 1800ミリ 価格:850,000円(税抜き)
幅 2400ミリ 価格:1,150,000円(税抜き)
幅 3000ミリ 価格:1,450,000円(税抜き)
幅 3600ミリ 価格:1,750,000円(税抜き)
○扉が無垢材の場合は1.5倍の金額になります。
○別途設置配送費が90,000円かかります。(関東近郊)
本棚 本体突板 奥行270ミリ
幅 1200ミリ 価格:380,000円(税抜き)
幅 1800ミリ 価格:500,000円(税抜き)
幅 2400ミリ 価格:630,000円(税抜き)
幅 3000ミリ 価格:800,000円(税抜き)
幅 3600ミリ 価格:960,000円(税抜き)
○別途設置配送費が90,000円かかります。(関東近郊)
食器棚 本体突板 奥行450ミリ/吊り棚奥行350ミリ 天板クオーツストーン
幅 1200ミリ 価格:600,000円(税抜き)
幅 1300ミリ 価格:640,000円(税抜き)
幅 1500ミリ 価格:720,000円(税抜き)
幅 1800ミリ 価格:840,000円(税抜き)
幅 2400ミリ 価格:1,080,000円(税抜き)
○カウンターのみの場合、0.75倍の金額です。
○吊り戸棚のみの場合は、0.45倍の金額です。
○扉が無垢材の場合は1.5倍の金額になります。
○奥行き500ミリの場合は1.1倍になります。
○高さが900ミリの場合は1.1倍になります。
○ソフトクローズ引き出し3段。引き出し1パイ追加につきプラス40,000円
○炊飯器スライドテーブルに扉をつける場合はプラス50,000円
○吊り戸棚を引き戸に変更の場合、プラス70,000円。
○ガラス扉変更の場合は、一枚あたり70,000円。
○別途設置配送費が90,000円かかります。(関東近郊)
オーダーキッチン
アイランド、ペニンシュラ、ダイニング側収納付き
幅 2700ミリ突板 価格:2,480,000円(税抜き)
幅 2700ミリ扉無垢材 価格:3,300,000円(税抜き)
アイランド、ペニンシュラ
幅 2700ミリ突板 価格:1,980,000円(税抜き)
幅 2700ミリ扉無垢材 価格:2,550,000円(税抜き)
I型
幅 2700ミリ突板 価格:1,780,000円(税抜き)
幅 2700ミリ扉無垢材 価格:2,150,000円(税抜き)
○設備機器、設備結び費用は含まれておりません。
○天板はステンレスバイブレーション仕上げでの見積もりです。
○ミーレ、ボッシュ、AEG、ガゲナウ、グローエ各種対応いたします。
○ガラス扉を使用の場合、一枚あたり70,000円です。
○別途設置配送費が300,000円かかります。(関東近郊)
特にリビング収納などは、メラミンやポリエステル化粧合板のような木目プリントでは無く天然木の突き板や無垢材がお勧めです。
ご注文頂いたお客様の中には、以前、他社で木目プリントの家具を製作したものの
家具に愛着がわかなかったとwaldenに突板や無垢材でご注文頂いたお客様もいらっしゃいます。
お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合せください。
イメージした家具が、形になる喜びを共感して頂けたら嬉しく思います。
※1、2ヶ月に1度この記事は更新します。
施工した壁面収納の背面を珪藻土で仕上げました。
炭クロのマットな質感がとても良い感じです。
最近は、以前にも増して取り付けた時の精度が上がってきました。
壁は大抵、直角ではないので、壁の角度に合わせて天板をミリ単位でカットしますし、他の逃げるところ、攻めるところの選択も明確になった気がします。
スタッフに仕上がりや調整を任せられるのも大きいです。
綺麗に設置できた時の帰りは、とても気持ちがいいものです。
20日から23日は遅めの夏休みをとり、浜松に帰省します。久しぶりの浜松です。
お問い合わせはコンタクトフォームよりお願いします。
川崎市T邸に壁面収納件、本棚を納品しました。
壁と壁に挟まれた家具は、壁のクロスを傷つけないようにぴったり設置するのは難易度が高いです。
クリアファイルを挟んだり、間口にテンションをかけて少し広げて家具を入れたり、本体の加工にもいくつか工夫を凝らしています。
設置されてぴったりと収まった様子を見ると、それを感じさせないスッキリさがあります。
今回もイメージ通りに収まりました。元からそこにあったかのような雰囲気もあります。
本体はチェリー。真鍮のつまみに本棚部分の背面には、ダークネイビーのアクセントクロスを貼りました。
川崎市K邸に壁面収納を納品しました。
本体をウォールナット。天板と棚板をブラックの面材にて仕上げました。
ブラックとウォールナットは、間違いの無い組み合わせです。
本を載せることを考えると、以前だと棚板の厚みがもう少し必要でしたが、こちらの素材は密度が細かく強度があるので(その分だいぶ重いです)スッキリとした印象が可能になりました。
階段を上がった2階での設置でしたので、搬入経路も考慮し細かく分割で製作。
一体になった時でもそれが分からないように工夫しています。
搬入から、調整、掃除までおよそ4時間くらいの設置時間でした。
僕がまだ学生だった頃、家具やデザインと一緒に興味を持ったのが建築でした。
クラスメイトが持ってきたコルビュジェの雑誌がとにかく衝撃的で常に建築は憧れの存在でした。
数年後、1ヶ月半かけてヨーロッパの建築を見て回ったり、国内も様々な所に足を伸ばして建築を見に行きました。
こちらは、建築好きの方から教えていただいた一冊。
村井設計事務所が夏の間に利用する浅間山のふもとの山荘。
設計事務所が、図書館設計コンペのに取りかかる一夏の話です。
話の元になった建築家は、吉村順三。アントニン・レーモンドの元で働いた後独立されています。
軽井沢の山荘が有名ですが、個人的には内側の建築のイメージが強いです。
内の空間をどれだけ豊かにするか、それは吉村順三事務所で働いていた中村好文さんや手嶋保さんと言った建築家にも受け継がれていると思います。
話の中の建築に関わる内容はとても鮮明で、内なる情熱も感じますが、とても爽やかで一気に読んでしまいました。
家具に関する話も所々出てきて、建築と家具の関わりの近さも感じられます。
家具と建築は切っても切り離せません。
家具を設計するのは線の組み合わせですが、それが空間に置かれたことを想像できるか。しないか。ふたつには大きな違いがあると思います。
人がそこにいる事を想像するか、しないかも同様です。
内なる情熱を持って(家具にはそれを見せずに)家具作りをやって行けたらと思っています。
デイベッドサイズのベンチを製作しました。
オークとラタンの組み合わせ。ボルスタークッションはハリのある生地で製作しました。
デイベッドとして利用する場合は、座一面のクッションを製作します。
ショールームに展示品がございます。
つくば市A邸にテレビボード、本棚、L型の書斎カウンター、玄関収納を納品しました。
テレビボードはウォルデンオリジナルのルーバータイプ。チェリー材で製作しました。
右側を壁付けし、マルチメディアコンセントはテレビボードの中に移設しています。
本棚は、リニューアルしたショールームに製作したスリット本棚を採用いただきました。
実際、お客様の為に製作をしたのは初めてです。
側板や天板、地板にはスリットのような形状を施し、ブラックの棚板にてメリハリをつけています。
本棚としてだけでなく飾棚としての役割も果たします。
依頼主のA様は、リピートでのご依頼です。
最初にご依頼いただいたのは5年前のこと、それからもずっと気にかけていただき新居に合わせてご依頼いただきました。
ウォルデンの家具を入れて、自分の家らしくなったと言っていただいた時は嬉しかったです。
他にも書斎にL型のカウンターデスク、シュークロークに合わせた玄関収納を納品させていただきました。
今年もTシャツを擦りました。
小豆色。お気に入りです。makitaタイプロゴ。
ステッカーもお酒の席で合う方に渡していますが、まだ在庫があります。(無くなったらまた作ります)
ステッカー欲しい方は、お会いした時にお気軽におっしゃってください。
八戸市 S邸にキッチンと食器棚を納品しました。
キッチン食器棚共にチェリーで製作。ソフトクローズや耐震ラッチは標準装備です。
水栓はグローエ、食洗機はボッシュ。コンロはリンナイのデリシアです。
天板はステンレスのバイブレーション仕上げです。
バイブレーション仕上げのステンレスのマットな質感がチェリーとも相性がいいです。
新居に合わせてご注文いただいたキッチンと食器棚。
工事中にも八戸に伺い設置工事を行いました。
僕自身が初八戸、初青森だったのですが、食事や土地がとても魅力的な街でした。
最後に食べた、みなと食堂の海鮮丼もとても美味しかったです。
遠方でも納品に行けることを確認できましたし、まだ行ったことがない街にも行ってみたいと思いました。
S様、遠方で不安もあったかと思いますが、ご依頼いただきありがとうございました。
港区E邸に本棚2台とカウンター天板を納品しました。
ご依頼主は外国人のお客様。
ブルーグレイの色味の希望がありましたので、サンプルを何色か作り、その中でご要望に近い物を指定いただきました。
塗装は特注色でのエナメルウレタン塗装。ウォルデンでは塗りつぶしの場合、強度のある車用の塗料で塗装しています。
色は深みのあるブルーグレー。
キッズ用本棚とL型の本棚。どちらも一体での搬入が可能だったので分割なしで製作しました。
色見本から全体のイメージを感じるのは難しいのですが、色のセンスはさすがだと思いました。
I様にも大変喜んでいただきました。
作っている家具は大きかったりするのですが、ウォルデンは小さな会社です。
打ち合わせや見積もり、設計をしている僕自身も普段は製作をしています。
ここ四,五年は途切れることなくご依頼があったのですが、昨年末ご依頼の少ない時期があり、その時にショールームを全面的にリニューアルしました。
設計や製作に対する姿勢は変わりませんが、ご依頼があるのは当たり前ではないのだなと改めて気づきました。
ショールーム件工房も都心ではないですし、インターネットで見つけていただくか、ご紹介やリピートでのお客様がほとんどです。
最近はよく見つけてくれたなと思ったりしています。
これからも小さなチームで暮らしを豊かなにするような家具や空間を作っていきたいです。
練馬区M邸にデスクと本棚を納品しました。
デスクは奥様のこだわりが詰まった内容で、パソコンのモニターの収容や配線など使い勝手を重視した作りになっています。
チェリーとホワイトの本棚の一体型にて製作をしました。
ご主人の夢だった、壁いっぱいの本棚も本の高さなどご相談いただき、製作、設置をしました。
リフォームに合わせてのご依頼。
これからの生活の一部に携わらせていただき、嬉しく思います。
世田谷区W邸にカウンターの下に置く小ぶりな引き出し収納を納品しました。
メープルは経年変化によって、黄色味が出てきますので、より今の空間に合いそうです。
なるべく主張のないデザイン。周りの縁を細く見せる加工を施しています。
仕事柄、いろんなお家にお伺いさせていただくことが多いのですが
センスの良い人ってW様の事を言うんだなってくらい素敵な空間でした。
初めてお伺いした時から時間がゆっくり流れているような感覚でついつい長居してしまいます。
暮らしの一部にウォルデンの家具を迎え入れていただき、嬉しく思います。
外国のお客様からのご依頼で、日本の家で使うブックシェルフを製作しました。
色はブルーグレーの特注色。何色かサンプルを持っていき、その中からお選びいただいた色です。
車の塗装にも使われるアクリルウレタン塗料の塗りつぶしで仕上げました。
色の感覚や選び方など、外国の方はさすがだなと思うことがよくあります。
突板や無垢材の家具は、ウォルデンではウレタンクリア塗装を施します。
家具は僕の中では暮らしの道具という位置付けです。
20年30年メンテナンスなんかしなくても当たり前に使えるものを作りたいと思っています。
一般の方には違いがわかりにくいかもしれないのですが、ウレタンとオイル仕上げは大きく異なります。
ウレタンは表面に塗装の膜を作り、水や汚れに強くなります。
塗装の技術も必要とされます。
オイルは木に浸透させるため、表面の保護にはなりません。
水や汚れた手で触ってしまうと、シミになりやすいです。
オイルの方が艶が出ないため、木の雰囲気をそのまま感じていただけます。
見た目はいいのですが、オイル仕上げでシミだらけになってしまった家具を見ると雰囲気という言葉だけでは、片付けられないと思っています。
何度かオイル塗装の家具をウレタン塗装に塗り直した経験からするとよっぽど丁寧に暮らさないと難しいと思います。
扉はウォールナットの無垢材。
タイルパターンになるように、あえて木目も色味も揃えずランダムに見えるように製作しました。
素材の力強さが感じられるように。
天板は硬質なカラーmdfを使用しています。
ショールームに展示がございます。
テレビボードはオーク。吊り戸棚と飾り棚は、特注色のホワイトグレー塗装。
ウォルデンが提案したいのは、おおらかさを感じられる空間づくりです。
その空間に家具を置いて人がいてどんな空気を感じるかを想像して設計、製作をします。
木はそれぞれ個性があります。それぞれの木目や色味を読むことも製作での大事なポイントで設計と同じくらい大切にしています。
オークとラタンを組み合わせたサイドボード。
ラタン部分は透けすぎないように裏にすりガラスを入れています。
この軽快感はラタンならではの魅力です。
ショールームに展示がございます。
杉並区O邸にwaldenオリジナルのルーバーテレビボードを納品しました。
壁と壁が仕上がっていて、挟まれた形状の場合、クロスを傷つけないように細心の注意をはらって設置します。
壁はだいたいまっすぐではないので、天板を(今回は台輪も)伸ばして作り、現地にて壁の角度に合わせてカットして設置しています。
手間はかかりますが、そうすることで隙間なく設置することができるのです。
今回は綺麗めな木目のウォールナットで製作しました。
また、アンプを収納されるということで、通常より奥行きを深くしています。
O様にも気に入っていただけて良かったです。
僕にとっての家具は、生活のために使われる道具です。
いくら美しい家具であっても、それは外せません。
何気ない毎日でも、椅子を引いたり座ったり、テーブルの端を触ったりもしているかもしれません。
理想は、ふとした時にいい家具だなあとか、リノベーションの場合は居心地が良いいなあとか感じていただける空間を作る事です。
きっとそういう物が長く愛されるものに繋がっていくのだと思います。