テレビボードの納品 国分寺市H邸

国分寺市H邸にテレビボードの納品に行ってきました。

扉はウォールナットの無垢材。

ウォルデンのルーバータイプのテレビボードは通常木目が横に繋がるように製作をしています。

今回はウッドブロックのタイルのように本来の木の力強さを見せたいと思い、数枚のウォールナットから色味、木目をランダムに組み合わせました。

ランダムと言っても全体のバランスを損なわず、木目の違いが活きるように数通りの組み合わせの中から、幾度も木材を並び替えながら選んでいます。

収納内部のAV機器にリモコンは効きませんがリモコンベンダーという赤外線受信装置を使用すれば問題ないと思います。

台輪をブラックにすることで、洗練されされつつ、木の表情の豊かさが感じられるランダムタイプテレビボードとなりました。

食器棚 小金井市H邸

本棚と一緒に納品をさせていただいた食器棚。

こちらも総ワイド3.7メートルと大きな食器棚です。

奥様の希望を細かく形にしました。素材はチェリーの突板。取手は真鍮の特注です。

音響室には引き出し収納を壁に埋め込んでいます。

大容量のCDを収納でき、上段はギターを置くスペースです。

キッチンに合わせてチェリーと真鍮の組み合わせ。

とっても贅沢な家具になりました。

本棚 小金井市H邸

リフォームに合わせて製作をさせて頂いた壁ぴったりの本棚。

全長は3.8メートルと大きめのサイズです。

今回の本棚は、一度工房で組み立てた物を板の部材にばらし、再度現場にて組み立て直しました。より一体感が出るようにです。

素材はオーク。着色によって、だいぶ濃い色に仕上がっています。

左はピアノを置くため、スペースが空いています。

天井にハンモックチェア用のブラケットがついていたので、こちらで揺られながらゆったりと時間を過ごされるのかもしれません。

気持ちのよい空間になったと思います。

カウンター下収納の納品 中野区G邸


中野区G邸に納品したカウンター下収納。

ナイン・マンス建築設計事務所さんからご紹介頂き製作、取り付けを行いました。

一体では搬入不可(階段が回れない)だったため、現場で組めるように特殊な加工をして、一旦バラバラにしてから搬入しました。

上段はキッチンのカウンターに合わせた奥行の狭い引き出しで、下段は引き戸になっています。

引き戸の手掛けは、オリジナルデザイン。最近の引き戸がある案件ではよく使用させて頂いてます。

静かに主張してくれるお気に入りポイントです。

壁面収納の納品 横浜市O邸

O様はながらく壁面収納を製作してくれる家具屋を探していたとの事でした。
インターネットでウォルデンを知って、ショールーム来て頂き”ここなら安心して頼める”と思いご依頼いただきました。

打ち合せの中で背面の印象を変えたいとのことで、クロスの張り替えを提案。
一旦既存のクロスを接がしてから、濃紺のアクセントクロスを施行。
その後壁面収納を設置しました。
扉はオークの無垢材。木目の繫がりを意識し接ぎ加工を行いました。
中段の本棚部分は、背面のクロスを活かすようにオープンにしたため
飾り棚のような軽やかな印象になりました。

O様はとても気に入って頂いたようで、大変嬉しく思います。

八王子の家

ウォルデンで内装設計、施行を行った八王子の家。

 

コーナーソファは生地から製作しました。

ガラ紡という旧式の紡績機で作られた糸は、不均一で手仕事の跡が残されたようなとても暖かみののある生地に仕上がります。

染めは天然染色の草木染めでザクロとダイオウで染めています。

柔らかくてとても肌触りの良い生地です。

その隣の本棚は、ソファの高さに合わせ低めに設定しました。フレームは、オークです。

 

床は幅広のオークフローリングを採用。壁はローラーペイントですが、調色で黄色みを強くしています。

木サッシは、レッドシダーで製作しました。

家具にとどまらず、内装、店舗等の空間のご相談も可能です。お気軽にご連絡ください。

2019

今年も新しい家具づくりが始まっています。

本年もよろしくおねがいいたします。

 

新年早々、星野道夫の著書を読んでしまったせいで、急に山に登りたくなり近くの山、陣馬山に行ってきました。

陣馬高原下の登山口からの登山者は多いと思ったので、夕焼け小焼けの里という施設から登りました。

ほとんどすれ違う人もおらず、休憩時間も入れて6時間くらいで丁度いい感じ。

近所に良い場所を見つけてしまいました。

 

途中トレイルランニングをしている人とすれ違いました。トレランの人は早いスピードで登っていきます。

そのとき僕は何かで読んだシェルパの話を思い出しました。

シェルパはネパールの山岳民族で、エベレスト登山を計画している外国人の荷揚げや山岳のガイドをしています。

エベレストの登頂はシェルパの力なくしてありえません。

あるとき先を急ぐ海外の登山チームにシェルパは、休憩を申し出ます。あまりに先を急ぐあまり魂を置いてきてしまったと。

そんな話でした。

 

僕は、しっかり脚を地面につけて歩く事が好きです。

今年も地に脚をつけて地道に進んで行きたいと思います。