工房ではいくつかの家具が同時に進行しています。
チェリーの大きな本棚。くるみの食器棚。オークの角Rのテレビボード。ウォールナットのダイニングテーブル。
来月は納品ラッシュになりそうです。
工房ではいくつかの家具が同時に進行しています。
チェリーの大きな本棚。くるみの食器棚。オークの角Rのテレビボード。ウォールナットのダイニングテーブル。
来月は納品ラッシュになりそうです。
ウォールナットを使用したサイドボード兼テレビボード。
まもなく納品です。
一時期はウォールナットの家具を多く製作していた時期もありましたが、大々的にウォールナットを使用するのは久しぶりです。
ウォールナットも良いですね。
目黒区の戸建てにカウンターテーブルを納品させて頂きました。
天板と脚は一体型のモールテックス仕上げです。
モールテックスは樹脂系モルタルのひとつで、薄塗りができクラックの入りにくい素材です。
少し濃淡のあるテクスチャーの左官仕上げで仕上げました。
中央のパネルはオークで製作しています。
幅は2600ミリ奥行きが1000ミリと大きなサイズです。
高さも通常のテーブルより高い900ミリにしました。ハイチェアを使用していただく高さになっています。
ご依頼いただいたK様にもモールテックスの質感など、喜んでいただきました。
お引越しに伴い、以前製作させていただいた家具を移設しました。
製作させていただいた家具のお引越しは、可能な限り対応をさせていただいております。
一部の大型の本棚などは移設が難しい場合がございます。
引き取り、メンテナンス、お引き渡しといった流れでした。
移設先でもピッタリと収まる場所があって良かったと思います。
9/14(土)から葉山のkasperで始まる館林香織さんの個展の設営のお手伝いをさせて頂きました。
ロンドンを拠点とする館林さんの日本での希少な展示です。
是非足を運んで運んでみてください。
Kaori Tatebayashi solo exhibition “Byoka”
2024/9/14 – 10/7
設営って楽しいですね。この何かが始まる感じが好きなのです。
ウォルデンの工房と併設されたショールーム。
元々機織工場として使われていて、築80年になります。
工房は借りた時のままですが、ショールームは自分たちでリノベーションをしました。
ウォルデンの特徴は自分たちで設計し、製作、塗装、納品まで全て行うことです。
とても小さなチームで製作をしています。
オーダー家具の大変だけど面白いところは、同じ家具を作ることがないことです。
長年家具を作っていても、まだまだ初めてのことはたくさんあって、その度に試作をしたり、詳しい人に聞いたりしています。
大変だけど面白い。まさに家具作りに言えることだと思います。
大岡弘晃さんのことを初めて知ったのは2018年。
初めて画面越しに見かけたそのとき一瞬で目が離せなくなりました。
いつかは作品を見に行かないといけないとも思いました。
それから割とすぐに東京での個展の案内を見かけ、仕事の打ち合わせ帰り、かなり遠回りして北千住のカフェでの展示に行ったのが実際に見た一番最初で、その色使いに心奪われました。
1時間くらい悩みに悩んで小さい作品を購入。
それから、関東で展示をする時には伺うようになりました。
最近、大岡さんに僕が一番最初に知った作品の事を聞いたとところ、大岡さん自身が所有しているということで、それを譲って頂き、先日その作品を受け取ってきました。
僕は鯨みたいだと思ったのですが、そういうわけではないようです。
今見ても素晴らしい作品だと思います。
他にもショールームには何点か大岡さんの作品を展示しています。
もし、誰かが一番最初に絵を購入することがあったとして、それが大岡さんの作品だったら素敵だと思っています。
木で家具を作っていると木の色味の違いに細心の注意を図るのですが、大岡さんの使う大胆な色使いには憧れがあります。
きっと空間にも彩りを与えてくれると思います。
コースター作りのワークショップを行いました。
子供向けのワークショップ。みんな楽しんでくれたようでよかったです。
ワークショップで伝えたい事は、ものづくりの楽しさです。
使う道具は、僕らが普段使っている本業用のものを使用します。
今回はノコギリをメインにしましたが、前回は玄能と釘を使いました。
僕自身、小さな頃父親とデスクに置く小さな本棚を作ったことがありました。
たぶんその頃は、ワークショップっていう名前じゃなく、〜体験みたいなものだったと思います。
直接、影響を受けたのかわかりませんが、僕は今、家具を作る仕事についています。
誰かにとって小さな影響を与えられたら良いなと思っています。
世田谷区O邸の寝室にワードローブを納品しました。
ラタン引き戸の大容量のワードローブ。幅は全体で3100ミリあります。
以前製作をさせていただいた港区Y邸のワードローブをHPで見ていただいてのご相談でした。
Y邸のワードローブは塗装仕上げだったのに対して、O邸のワードローブはオークの木材をメインにした仕上げです。
木枠を繊細に見えるように加工し、ラタンも目の詰まったものを使用しています。
また、引き戸をスライドさせると服がラタンに引っかかってしまう事があります。
そういったことがないように、見えないところですが、黒に塗装したパンチングメタルをラタンの裏に添えています。
今、やりたい事のひとつとして、佇まいあるの装飾を考えています。
個人の考えとしては、家具に装飾は必要がないと思っています。
ただ、ミニマルすぎるのも物足りない。素材が生きて生活の邪魔にならないものであれば、それはきっとオリジナルになると思います。
これからも静かな挑戦を続けていきたいと思います。
7/28(日)KO52高尾、2階にてコースター作りのワークショップを行います。
チョコレートのように加工した板をノコギリで切ってコースターにし、そのコースターでBOREDOMでドリンクをオーダーしようという体験型のワークショップです。
参加費はドリンク代を含め1,000円
BOREDOMの予約ホーム forms.gle/Uz6eBi7SxAcj6hPA9
もしくはBOREDOMの店頭にてご予約ください。
大人の方のみでの参加も可能です。
開催時間は以下の通りです。
①10:15~10:45
②11:00~11:30
③12:00~12:30
④13:00~13:30
樹種はウォールナット、オーク、チェリーお好みの樹種からお選びいただけます。
BOREDOMのオーナー矢崎さんとはショップの背面什器を作らせていただいてからの縁で、大の大人が数人集まり什器を持ち上げて壁に取り付けたのも良い思い出です。
お誘い合わせの上、ぜひ高尾まで足を運んでいただけたらと思います。
新たにウォルデンのリフォームとオーダーキッチンをメインにしたホームページを作りました。
ホームページの作成はガレグラフィックの黒岩くん。
メインビジュアルの撮影は砺波さんです。
僕は建築が好きで、家具だけでは作れないトータルな部分を建築も含めて作れればと常日頃思っています。
人が住む空間も好きですし、ショップなど人が行き交う空間も好きです。
普段のウォルデンより少し大きな世界観をぜひ見ていただけたらと思います。
リフォームオーダーキッチン waldenwallshop
ウォルデンのリフォーム事例とオーダーキッチンをまとめたホームページを作っています。
撮影をお願いしたのは、大好きなカメラマンの砺波さん。
以前、戸田市のリフォームの施工事例の写真をお願いしました。
砺波さんの撮影には、すごく影響を受けて、戸田の施工写真をお願いして以降、自分でも見た物どうやって伝えられるかを考えるようになり一眼で撮影をするようにもなりました。
オーダー家具のほとんどはプライベートの物でウォルデンのショールーム以外では家具を見ることができません。
過大にせず、なるべく見た景色に近いものにしたいと考えています。
写真は砺波さんに撮っていただいた一番好きな写真。ウォルデンの工房の雰囲気が伝わりますでしょうか?
新しいホームページもお楽しみに。
壁面一体のワードローブを製作中。
引き戸の形状は、今回の家具のために新しい方法を考えました。
ものづくりやデザインにおいて、小さな目で見ること、大きな目で見ること、どちらも大切なことだと思います。
ウォルデンの作る家具は、プロダクトそのものよりも、その空間(人がいる空間)に置かれる事を意識して設計しています。
八王子市N邸にデスクとその周りの部屋の造作をさせていただきました。
最近は都心の納品だけでなく、工房のある八王子周辺のお客様も増えてきました。
全体的にチェリー材を使用。
天井付近にはL型に飾り棚を設置しました。
有効ボードのパネルもチェリーで製作。
遊び心のあるデザインになったと思います。
家具の設計の面白いところは制約があることだと思います。
例えば椅子の座面の高さなら42センチくらい。テーブルの高さは70センチくらい。キッチンの高さは85センチくらいなど
視覚的な安心感があると思っていて、キッチンの天板の高さが100センチあるともしかしたら不恰好に感じるかもしれません。
絶対的なものは無くて、良いと思うものは、それまで見てきたものや経験に委ねられているのだと思います。
アパレルのデザイナーさんが何かの記事で言っていたのですが、特に日本人は集団から逸脱することを嫌がるそうです。
なるべくみんなと似たようなものを着る。
ただ、面白いことは他の人と全く同じでは嫌で、それぞれ色や形や素材、ブランドの背景などにこだわり人と少し違うものを選ぶそうです。
その制約こそがデザインなのかもしれません。
家具を作るTシャツを作りました。
今回も自分たちで手刷りのシルクプリント。
ロゴデザインも僕らで考えました。
今回は、5/5の高尾のko52で行われるワークショップで販売しまします。
S~Lサイズ、1枚2,500円(税込) 11時半からの販売です。あまり多く作ってないので数に限りがございます。
家具を作る人も、これから作る予定の人も、作る予定のない人も。いかがでしょうか?
5/5(日祝)京王高尾駅北口のKO52(ケーオーゴーニー)でオカモチ作りのワークショップを行います。
久しぶりのワークショップ開催です。ぜひ遊びにいらしてください。
同じブースでかんかん金属工房さんのバングル作りのワークショップもあります。
5/5(日祝)12時〜16時 約30分程度 11時半より受付開始
オカモチ作り 2,000円 子供から大人までどなたでも参加できます。
バングル作り 真鍮2,000円 アルミ1,500円 未就学児は参加できません 10歳未満のお子様は保護者同伴でお願いします。
12:00~12:40 ウォルデン オカモチ作り
12:40~13:20 かんかん金属工房 バングル作り
13:20〜14:00 ウォルデン オカモチ作り
14:00〜14:40 かんかん金属工房 バングル作り
14:40〜15:20 ウォルデン オカモチ作り
15:20〜16:00 かんかん金属工房 バングル作り
ウォルデンのショールーム。
朝一が天窓から良い光が入るんです。
葉山のギャラリーkasperでジョージピーターソンのボウルを購入しました。
ジョージピーターソンは、スケートカルチャーをバックボーンに持つ彫刻家で、
日本で取り扱いのあるのは、playmountainと富山のCARGOくらいだと思います。
いつもお世話になっているkasperでCARGOのポップアップショップ。という個人的にはとても熱いイベントで、ずっと欲しかったジョージピーターソンのボウルを手に入れました。
ジョージピーターソンのボウルの何が良いかというと、まずその大きさです。
ウッドボウルにしてもかなり大きい。
背景にあるスケートカルチャー。
また、荒っぽいところも魅力のひとつかなと思っています。
ショップカードを作りました。
MDFに僕らでシルクスクリーンを擦ったお手製です。
デザインもスタッフと相談をしてメッセージを考えました。
4月オープンの高尾駅南口のKO52に置いていただく予定です。
ぜひ、お手にとって、いただけたらと思います。
ショールームにも若干、用意する予定です。
葉山のギャラリー、カスパールの什器を製作しています。
次の次の展示でお披露目。お楽しみに。
京王高尾駅の南口に新しくオープンする商業施設、KO52(ケーオーゴーニー)の什器が完成しました。来週納品です。
KO52は、京王電鉄と高尾ビールがタッグを組み、そのビルには商店や事業を営む人たちが入居します。
この話を聞いた時に、面白いと思ったのは、京王電鉄のような大きな企業が、高尾でクラフトビールを作っている池田さんと一緒に何かを始めようとしている事です。
京王が高尾ビールしかり、ウォルデンしかり、小さな会社と一緒に地域の文化的な施設を作ろうと考えてくれることは、とても嬉しく思いました。
八王子は、文化的な物が根付きにくい街だと思っています。
きっとKO52は高尾の文化的な役割を果たす場所になると思います。
個人的には、地理的な理由からも八王子に魅力を感じています。
僕は山梨の北杜市が好きなのですが、山梨の方にも出やすいし、陣馬山方面の自宅は緑に囲まれていて静かな所です。
一方、美術館や建築、買い物など都心も大好きなので、緑と都心両方にアクセスが良いのが魅力の一つです。
また、住んで気づいた事ですが、周りにはとてもクオリティの高い仕事をしている仲間がたくさんいます。
今回のKO52の金工の加工をお願いした永井さんだったり、クッションをお願いしたあきる野の藤武さんだったり。
ウォルデンの家具は個人邸が多いので、ショールーム以外で皆さんにお見せする機会は少ないので、いろんな方に見ていただける機会ができたことも嬉しく思います。
オープンは4月の予定だそうです。ぜひ家具にも触れていただけたらと思います。
港区Y邸にワードローブを納品しました。
Y様は数年前に壁面収納をご依頼いただいています。
幅は2600ミリ。奥行き800ミリと大きなサイズなのですが、壁一面で製作することによって圧迫感を感じにくくしています。
今回の設置は、既存のワードローブの解体から始まりました。
三枚の扉は引き戸。内部はパイプハンガーと棚板の組み合わせです。
扉は、特注色のアイボリーホワイト。今回のワードローブのために作った新色でエナメルウレタン塗装仕上げです。
とても魅力的な色なので、今後も持続して使っていきたいと思います。
Y様にもとても喜んでいただきました。
3.8メートルのテーブルを製作中です。
数年前に4メートルのテーブルを制作しましたが、そちらのデザインをブラッシュアップ。脚のRや天板の厚みなど再考察しました。
天板には真鍮のクロスを入れています。
搬入経路の関係で天板は2分割になっているのですが、それに意匠を加えました。
どれもが自分自身、納得のいく形になっています。
引き戸のワードローブ。
扉は特注色のアイボリーにてエナメルウレタン塗装を施します。
塗りつぶし塗装も工房の塗装ブースにて塗装します。
奥行きは深いところで800ミリ。大きな家具です。
新年、明けましておめでとうございます。
今日から仕事をスタートしました。
ひとつひとつ、目の前のことに正直に向かい合っていきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
今年もたくさんの家具の製作に携わらせていただきました。
ご依頼いただいたお客様。いつも応援していただいている方々。ありがとうございました。
今年は特に周りの変化を感じた一年でした。僕自身変化に考えさせられる事も多かったです。
現在の考えにそぐわないかもしれませんが、僕は空間の力というものを信じています。
人であったり、温度であったり、音であったり、光の入り方であったり。
その要素として建築があって、家具があるのです。
それを感じ取って空間作りをしていきたいと思います。
奥行き800ミリの深めのワードローブを製作中。
これだけ奥行きの深い家具の製作も久しぶり。
どうやって狭いスペース組み立て直すかも考慮して仮組みしました。
扉は塗りつぶしのエナメルウレタン塗装。注文をしていた特注色アイボリーで塗装します。
塗装前のラタンのキャビネット。
今回は四つ目あみというマス目がグリッドになったラタンのシートを使用しています。
ラタンの編み方一つで、だいぶ印象が変わります。