家具の設計

家具の設計の面白いところは制約があることだと思います。

例えば椅子の座面の高さなら42センチくらい。テーブルの高さは70センチくらい。キッチンの高さは85センチくらいなど

視覚的な安心感があると思っていて、キッチンの天板の高さが100センチあるともしかしたら不恰好に感じるかもしれません。

絶対的なものは無くて、良いと思うものは、それまで見てきたものや経験に委ねられているのだと思います。

アパレルのデザイナーさんが何かの記事で言っていたのですが、特に日本人は集団から逸脱することを嫌がるそうです。

なるべくみんなと似たようなものを着る。

ただ、面白いことは他の人と全く同じでは嫌で、それぞれ色や形や素材、ブランドの背景などにこだわり人と少し違うものを選ぶそうです。

その制約こそがデザインなのかもしれません。

家具を作るT

家具を作るTシャツを作りました。

今回も自分たちで手刷りのシルクプリント。

ロゴデザインも僕らで考えました。

今回は、5/5の高尾のko52で行われるワークショップで販売しまします。

S~Lサイズ、1枚2,500円(税込) 11時半からの販売です。あまり多く作ってないので数に限りがございます。

家具を作る人も、これから作る予定の人も、作る予定のない人も。いかがでしょうか?

ワークショップのお知らせ

5/5(日祝)京王高尾駅北口のKO52(ケーオーゴーニー)でオカモチ作りのワークショップを行います。

久しぶりのワークショップ開催です。ぜひ遊びにいらしてください。

ワークショップ おかもち walden
ウォルデン ワークショップ

同じブースでかんかん金属工房さんのバングル作りのワークショップもあります。

5/5(日祝)12時〜16時 約30分程度 11時半より受付開始

オカモチ作り 2,000円 子供から大人までどなたでも参加できます。

バングル作り 真鍮2,000円 アルミ1,500円 未就学児は参加できません 10歳未満のお子様は保護者同伴でお願いします。

12:00~12:40 ウォルデン オカモチ作り

12:40~13:20 かんかん金属工房 バングル作り

13:20〜14:00 ウォルデン オカモチ作り

14:00〜14:40 かんかん金属工房 バングル作り

14:40〜15:20 ウォルデン オカモチ作り

15:20〜16:00 かんかん金属工房 バングル作り

葉山芸術祭

葉山芸術祭の期間中、ナインマンス建築設計事務所の竹内さんのブースに椅子を二点出店させていただくことになりました。

一点めはオランダのデザイナーfriso kramerのresult chair.

jean prouveの影響を受けたスチールとプライウッドの組み合わせの椅子で当時は学校などで使われていたようです。当時のヴィンテージです。

もう一点はウォルデンのオリジナルチェア for Cです。

背面は曲木。座面はペーパーコードです。

5/4(土)5/5(日)のみの展示です。

お近くにお越しの際は是非行ってみてください。

葉山芸術祭 逗子鎌倉エリア #12

朝のショールーム

ウォルデンのショールーム。

朝一が天窓から良い光が入るんです。

george peterson wood bowl

葉山のギャラリーkasperでジョージピーターソンのボウルを購入しました。

ジョージピーターソンは、スケートカルチャーをバックボーンに持つ彫刻家で、

日本で取り扱いのあるのは、playmountainと富山のCARGOくらいだと思います。

いつもお世話になっているkasperでCARGOのポップアップショップ。という個人的にはとても熱いイベントで、ずっと欲しかったジョージピーターソンのボウルを手に入れました。

ジョージピーターソンのボウルの何が良いかというと、まずその大きさです。

ウッドボウルにしてもかなり大きい。

背景にあるスケートカルチャー。

また、荒っぽいところも魅力のひとつかなと思っています。

ショップカード

ショップカードを作りました。

MDFに僕らでシルクスクリーンを擦ったお手製です。

デザインもスタッフと相談をしてメッセージを考えました。

4月オープンの高尾駅南口のKO52に置いていただく予定です。

ぜひ、お手にとって、いただけたらと思います。

ショールームにも若干、用意する予定です。

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葉山のギャラリー、カスパールの什器を製作しています。

次の次の展示でお披露目。お楽しみに。

KO52の家具


京王高尾駅の南口に新しくオープンする商業施設、KO52(ケーオーゴーニー)の什器が完成しました。来週納品です。

KO52は、京王電鉄と高尾ビールがタッグを組み、そのビルには商店や事業を営む人たちが入居します。

この話を聞いた時に、面白いと思ったのは、京王電鉄のような大きな企業が、高尾でクラフトビールを作っている池田さんと一緒に何かを始めようとしている事です。

京王が高尾ビールしかり、ウォルデンしかり、小さな会社と一緒に地域の文化的な施設を作ろうと考えてくれることは、とても嬉しく思いました。

八王子は、文化的な物が根付きにくい街だと思っています。

きっとKO52は高尾の文化的な役割を果たす場所になると思います。

 

個人的には、地理的な理由からも八王子に魅力を感じています。

僕は山梨の北杜市が好きなのですが、山梨の方にも出やすいし、陣馬山方面の自宅は緑に囲まれていて静かな所です。

一方、美術館や建築、買い物など都心も大好きなので、緑と都心両方にアクセスが良いのが魅力の一つです。

また、住んで気づいた事ですが、周りにはとてもクオリティの高い仕事をしている仲間がたくさんいます。

今回のKO52の金工の加工をお願いした永井さんだったり、クッションをお願いしたあきる野の藤武さんだったり。

ウォルデンの家具は個人邸が多いので、ショールーム以外で皆さんにお見せする機会は少ないので、いろんな方に見ていただける機会ができたことも嬉しく思います。

オープンは4月の予定だそうです。ぜひ家具にも触れていただけたらと思います。

ワードローブ 港区Y邸

港区Y邸にワードローブを納品しました。

Y様は数年前に壁面収納をご依頼いただいています。

幅は2600ミリ。奥行き800ミリと大きなサイズなのですが、壁一面で製作することによって圧迫感を感じにくくしています。

今回の設置は、既存のワードローブの解体から始まりました。

三枚の扉は引き戸。内部はパイプハンガーと棚板の組み合わせです。

扉は、特注色のアイボリーホワイト。今回のワードローブのために作った新色でエナメルウレタン塗装仕上げです。

とても魅力的な色なので、今後も持続して使っていきたいと思います。

Y様にもとても喜んでいただきました。

スチール脚のテーブル

3.8メートルのテーブルを製作中です。

数年前に4メートルのテーブルを制作しましたが、そちらのデザインをブラッシュアップ。脚のRや天板の厚みなど再考察しました。

天板には真鍮のクロスを入れています。

搬入経路の関係で天板は2分割になっているのですが、それに意匠を加えました。

どれもが自分自身、納得のいく形になっています。

製作中

引き戸のワードローブ。

扉は特注色のアイボリーにてエナメルウレタン塗装を施します。

塗りつぶし塗装も工房の塗装ブースにて塗装します。

奥行きは深いところで800ミリ。大きな家具です。

2024/1/4

新年、明けましておめでとうございます。

今日から仕事をスタートしました。

ひとつひとつ、目の前のことに正直に向かい合っていきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

2023/12/31

今年もたくさんの家具の製作に携わらせていただきました。

ご依頼いただいたお客様。いつも応援していただいている方々。ありがとうございました。

今年は特に周りの変化を感じた一年でした。僕自身変化に考えさせられる事も多かったです。

現在の考えにそぐわないかもしれませんが、僕は空間の力というものを信じています。

人であったり、温度であったり、音であったり、光の入り方であったり。

その要素として建築があって、家具があるのです。

それを感じ取って空間作りをしていきたいと思います。

ワードローブ

奥行き800ミリの深めのワードローブを製作中。

これだけ奥行きの深い家具の製作も久しぶり。

どうやって狭いスペース組み立て直すかも考慮して仮組みしました。

扉は塗りつぶしのエナメルウレタン塗装。注文をしていた特注色アイボリーで塗装します。

ラタン

ラタンのサイドボード

塗装前のラタンのキャビネット。

今回は四つ目あみというマス目がグリッドになったラタンのシートを使用しています。

ラタンの編み方一つで、だいぶ印象が変わります。

江之浦測候所

新素材研究所が設計した江之浦測候所に行ってきました。

建築とアートの関係性、自然との関わりなど、建築に触れている時はその素晴らしさに感動しました。

美術館でもなければ観測施設でもない。

秘密基地というか、それらの実験のような事を広大な敷地を使って杉本博司自身が私財を投じて作ったという事実が、実は一番面白いんじゃないかと思いました。

ワードローブ 大田区I邸

I様がウォルデンのショールームにいらっしゃっと時、寝室の扉に使用したいとお選びいただいたのが、くるみでした。

僕の印象では素朴な木と言うイメージがあり、木取りをしている時も、組み立てているときもそのイメージはずっと変わりませんでした。

いざ、取り付けてみると、今までの印象と違って、とても良い佇まい。

素朴ながらも静かな主張を感じました。寝室にはとても良いと思いました。

照明はダウンライトを応用した、開けると光る仕様になっています。

ネルソンエッジ

アメリカのミッドセンチュリーの巨匠、ジョージネルソン。

当時ネルソンエッジグループと言う家具の縁を細く見せた意匠のシリーズがありネルソンの代表作の一つとなっています。

また、もう一つ代表作としてCSSというウォールシェルフがあります。

各々のユニットが組み替えられる家具です。

それらをウォルデンの解釈でショールームに新しい家具を作っています。

デスク

ウォルデンのデスクとビンテージの椅子。

絵は大好きな大岡さんが描いた黒炭画。

Rのキッチン

R形状のキッチンを製作しています。ずっと作りたかった形。

下地はMDF。これはこれで良い感じ。

ルーバーの数は200本。一本一本機械を通して削って加工をします。

完成のイメージが出来ているからこその仕事です。

Rの考察

1/1の大きさでRの大きさについて考察しています。

設計において、感覚的に何かを作るということはあまりなくて、今までの経験や時に立ち止まって考えるという作業をとても大切にしています。

なんとなく進めたものよりも、取捨選択して進めた物の方が説得力があると感じるからです。

ミッドセンチュリーと呼ばれる、1950年から1960年くらいに名作が多い(日本人だと柳宗理さんや剣持勇さんなど)のはデザイナー自身の手で紙や発泡スチロールを削ってモックアップを作り、時には極限まで削ぎ落としたデザインであったからだと思います。

それらの作品には手の痕跡が残り、作品の魅力になるのではないでしょうか。

永井さんのアトリエ

金工の永井さんのアトリエ。

こんなに素敵なアトリエは他には無いですね。

仕事のしやすさ、かっこよさ。

早速、細かいビスの収納方法を真似しました。

デイベッド 世田谷区I邸

I邸のリビングにウォールナットで製作したデイベッドを納品しました。

ダイニングでもテレビを見るときにも使用したい。圧迫感の無いデザイン。

肘掛けが合ってリラックスしたいとのご要望を受け、一からデザインしました。

1/10の模型を作り、I様にも確認をしていただき製作を進めました。

こちらの提案の段階で、背をボルスター型(円筒)と蒲鉾のような形の2種類を用意したところ、I様はボルスター型が気に入ったようでした。

クッション部分はいつもお願いしているあきる野のフジタケワークスさん。

肘置きのボルスター部分は構造が複雑で、藤武さんと相談をしてすぐに製作に取り掛かりました。

背もたれとしても、肘掛けとしてもリラックスできる形になったと思います。

I様にもとても喜んでいただきました。

tracing the roots

代官山ヒルサイドテラスで行われているwonder full life主催のtracing the rootsに行ってきました。

wonder full lifeの大脇さんは以前から憧れの人のひとり。

僕が愛用しているwonder full lifeのサンダル。

甲の部分にクバ族の織物が使用されています。

生地の入手と作り手の交代で今後生産は難しいとのことでした。

こんなにカッコいいサンダルは他にはないと思います。

大脇さんの履いていた同じモデルは、味が出て雰囲気が抜群でした。

くるみ

田園調布、I邸の建具。

オークのラタン扉だけでなく、くるみ材でも製作しています。

くるみという木材。広葉樹の中では比較的に柔らかく加工はしやすいです。

個人的なイメージは、牧歌的で派手さや主張がなく、決して印象の強い木ではないということです。

寝室クローゼットの扉に使用するのですが、I様がこの木と一緒に歳をとっていくのは良いかもとおっしゃっていたのが印象でした。

そういう意味ではぴったりな木だと思います。

軽井沢

先週に続き、今週も軽井沢に行ってました。

建具や扉の調整に。

宿泊させていただいたお礼にと言いつつ、名建築に触れてみたかった事も個人的な理由です。

触れてみて感じたことは、修理ができるように隅々まで考えられて作られた建築なのだと思いました。

40年前にもサッシや便利な金物も多かったはずですが、金物はシンプルで壊れにくい物が多く、その他は人の手で作られた物が多かったです。

家具作りに近い感覚を当時の設計の中で読み解くことができました。

吉村順三の軽井沢の別荘

縁があって、軽井沢の吉村順三建築の別荘に宿泊させていただきました。

40年近く前に建てられた建築で決して中は広くないのですが、その中の豊かさに心打たれました。

家具や食器、カーテンまで竣工の時に用意されていたそうです。

照明の灯り、外から見える緑。

居心地の良さと豊かさは繋がる部分があると思います。

家の中に入った時に感じた心地よさは、強さではなく人を中心に考えぬかれた建築ならではないかと思いました。

建築って面白い。

テレビボード

I邸のテレビボードが完成間近です。

ショールームのテレビボードと同じくオークでの制作。

テレビボードはフロートタイプ。テレビも壁掛けです。

今回使用されるテレビはかなり薄型のもの。(確か厚み2.5センチくらい)

壁掛け金具も特殊で額縁のように壁にぴったりと付く物でした。

配線の取り方などもリフォーム工事中の現場に伝えて、納まりを確認しています。